フォントとは、コンピュータで表示したり印刷に利用出来る文字を、同一の形(書体)とサイズで揃えてセットにしたものの事を言う。

フォント (font) は、本来「同じサイズで、書体デザインの同じ活字の一揃い」を指す言葉だが、現在ではコンピュータ画面に表示したり、紙面に印刷(書籍など)したりするために利用できるようにした書体データを意味している。金属活字の時代から書体の世界に関わっている者からは、データとしてのフォントはデジタルフォント (digital font) として区別して呼ばれることもある。

出典フォント - Wikipedia

初期のコンピューターでは、文字の形をドットの集合で表現するビットマップフォントが使われていた。

ビットマップフォントは高速処理が可能という利点があるが、拡大すると輪郭がギザギザになったり、縮小すると文字が潰れたりといった欠点がある。

これに対して、文字の輪郭線を関数曲線の情報として持つ形式のフォントをアウトラインフォントと言い、拡大縮小しても字形が崩れないことから商業印刷で盛んに使われるようになった。現在ではアウトラインフォントが主流となっている。

ビットマップフォントとアウトラインフォント

Tシャツのデザインでは文字を大きく表現する事が多いため、アウトラインフォントがとても役に立ちます。

フォトショップなどの画像編集ソフトの中でもアウトラインフォントが使えますが、1度JPEGなどの画像ファイルとして保存すると、フォントはビットマップになります。そのため、画像解像度が著しく低いと、上記の画像のように輪郭がギザギザになってしまいます。

画像編集ソフトを使ってフォントを含んだデザインデータを作成する場合は、実寸で200dpi以上になるように作成する事を推奨します。

参照リンク:

Tシャツのデザインに使えるフリーフォントまとめ