そもそもビジネスバッグとは?ビジネスバッグの定義
ビジネスシーンに欠かせないアイテムといえば、スーツやネクタイ、靴や名刺入れなどありますが、忘れてはならないのがバッグ。就活生や新社会人などであれば、A4の書類やノートパソコンが入るようなオーソドックスなバッグなら何でも良いかと思ってしまいがちですが、バッグはコーディネート全体を印象づける鍵となるため、
どのようなバッグを選ぶかによって、あなたの印象を左右する
ほど、ビジネスシーンでは意外に重要なアイテムなのです。
バッグを取り扱っているお店に行けば、ビジネスバッグコーナーが設けられていたりしますが、そもそも
ビジネスバッグとは、仕事や通勤などに使用するビジネスシーンにふさわしいバッグの総称
であり、その形状や素材は様々です。
クールな印象を与えるアタッシュケースや弁護士や医者を彷彿させるダレスバッグ。
最近ではレザートートバッグやリュック型のビジネスバッグも人気ですね。中でも、
ビジネスバッグの定番といえば、やはりブリーフケース。
ビジネスブリーフとも呼びますが、ブリーフケースってどんなケースのことを指すの?とどのようなアイテムなのか詳しく知らない人も少なくありませんので、今回はそんなブリーフケースについてと、その選び方についてお伝えしていきます。
ブリーフケースの名前の由来や特徴
さて、みなさんに質問です。
「ブリーフ」と聞くと、あなたはどんなものをイメージしますか。
ブリーフといえば、男性用下着(英: briefs)を想像する人も多く、ブリーフケースのことを下着の収納用ケースだと勘違いしている人がいたりするとも言われますが、ここでいう
ブリーフ(英: brief)とは、名詞の「申し立て書」「摘要書」などの法律のさまざまな書類
を指し、かつて弁護士が摘要書などを持ち歩くときに使っていたバッグをブリーフケースと呼びます。
そんなブリーフケースは
持ち手付きで、書類を入れるための薄いマチで四角い形状なのが特徴。
また、名刺入れやペンを入れるポケットが付いていたり、ノートパソコンやタブレット端末を収納できる仕切りがついていたりと利便性が高い製品が多く、ビジネスバッグの中でも定番かつ人気を誇るアイテムです。
スーツスタイルとの相性は抜群で、あらゆるビジネスシーンにも対応できるため、男子学生であれば就活用のカバンとして、新社会人であればビジネスバッグとして一つは持っておきたいものでしょう。
なお、ブリーフケースは基本的に薄型のため、書籍などの重量のある荷物を入れるには適していませんが、
- ファスナーを開くとマチ幅が広がる拡張タイプ
- ショルダーが付属された2Wayタイプ
- リュック型にもなる3Wayタイプ
もあるので、荷物が多い方でもブリーフケースを愛用している人も多いと言えます。
ブリーフケースの選び方
ここでは、ブリーフケースの選び方として、素材別の特徴についてお伝えします。ブリーフケースの素材は革素材やナイロン素材、他素材とのコンビネーションがありますが、素材によって特徴は異なりますし、印象も左右されるため、用途に応じてチョイスするとよいでしょう。
革素材のブリーフケース

革素材のブリーフケースには、本革と合皮の2種類があり、それぞれの特徴は下記の通りです。
本革:使い込むほどに革が馴染み、色艶が増してくるため、愛着を持って長期間使用できる。
合皮:耐水性があり、汚れに強い。本革とは異なり、お手入れの必要がない。
どちらも高級感と重厚感があるため、かっちりとしたフォーマルなスーツスタイルにマッチします。信頼感を得られやすい、ステータス感をアピールするといったメリットがあるでしょう。
ナイロン素材のブリーフケース
ナイロン素材のブリーフケースは、革素材に比べて軽量なのがポイント。摩擦に強く、弾力性があるため、耐久性にも優れています。撥水加工が施されたものもあり、外回りが多い人も安心です。
ただ、革素材のブリーフケースに比べてカジュアルに見られやすい傾向が強く、生地によっては安っぽく見えてしまうこともあるので、フォーマルなスーツスタイルではなく、オフィスカジュアルな服装にマッチさせるとよいでしょう。
革素材やナイロン素材のコンビネーション

バッグのボディはナイロン素材、ハンドルやポケットなど、ナイロンの軽さや革の持ち手の使いやすさなど、それぞれの特徴を生かしたものがあります。
アクセントカラーを取り入れたりとデザイン性に富んだものが多く、カジュアルな印象が強くなりやすい傾向もありますが、上質なナイロンを使用しているものが多くオシャレな印象です。コーディネートのアクセントになるため、いつもとは違った雰囲気や個性を出したい時に最適でしょう。
素材以外の選び方としては、色やデザインの他には
- 自立するか、しないか
- 開口部の大きさ
- 整理整頓のしやすさ
など、ご自身のビジネスシーンを想定して、使いやすいアイテムを選ぶようにしましょう。
いかがでしたか。
今回はビジネスバッグとブリーフケースについてお伝えしましたが、モチベーションが上がるようなお気に入りのブリーフケースをぜひ見つけてくださいね。