名産品のオリジナルTシャツでビジュアル訴求!
これまで展開してきた様々な記事でもご紹介してきたように、オリジナルTシャツを作る背景には、クラスTシャツで一体感を演出したり、凝ったデザインのオリジナルTシャツを個人販売したい!など、様々なニーズや用途があります。
そんな多彩なニーズのなかでも、
ご当地の名産品のプロモーション
が近年活発で、高知県の名産品であるカツオをモチーフにしたオリジナルTシャツや、夕張メロンで有名な北海道の夕張市のメロン熊をプリントしたTシャツなどは、名産品のプロモーションとしては成功例と言って良いほど、高い知名度を誇っています。
そして今回取り上げるのが、九州は鹿児島県!
鹿児島と言えば、桜島や霧島山などの自然のほか、さつま揚げや黒豚などのグルメや焼酎造りが盛んだったりと、数々の名産品があることでも知られています。
そんな
「鹿児島の名産品」
を例に、名産品をTシャツにする方法を解説してみます!
名物Tシャツを作るための効果的デザイン
他県でも同様ですが、オリジナルTシャツをはじめとするグッズは、その土地を象徴する観光資源や名産品をモチーフにするのが定番です。
ただ、その商品単体で訴求しようと思っても、話題性に乏しく、なかなか知名度が広がらないため、各都道府県公式の「ゆるキャラ」などにリンクさせた商品展開を行うことが多い傾向にあります。熊本県の「くまモン」はその典型と言えます。
一方、鹿児島の名物と言えば「せごどん」や「桜島」が大々的に使われてるのですが、さすがに桜島などのキャラクター以外のモチーフはインパクトに欠けてしまうのが実情で、オリジナルTシャツのベースデザインとしても、少々難易度が高いかも・・・
やはり、Tシャツのデザインに採用するとなると
効果的なデザインにできる名産品を取り上げる
というのは重要だと思います。
簡単に言うと、イラストにした時に分かりやすいものはデザインしやすいですよね。
そこで、その他の鹿児島の名物を調べてみました。
・黒豚
・霧島焼酎
・さつま揚げ
・白くまアイス
・ボンタンアメ
・黒糖
・きんつば
などがあります。
(もちろん他にもたくさんの特産品がありますが)
さーて、どの名産品でTシャツを作りましょうかね???
名産品のブランディングを高める、訴求力のあるオリジナルデザインを作るとなると、やっぱりキャラクターを配置しやすい「黒豚」や「白くま」などが、取っ付きやすいかもしれません。
名産品訴求はデザイン+テキストが定番!
既に、現時点で鹿児島には「せごどんグッズ」としてオリジナルTシャツが存在していますが、長年Tシャツのデザインを見ている立場からしますと、
ただ名産品の名前が書いてある
というデザインはもったいないなと思うんですよね。
名産品に即したデザインを配置すると同時に、インパクトを与えるちょっとした一文を追加してあげると、相乗効果で訴求力が高まります。
「鹿児島のボンタンは宇宙一」
「南国なのに白くま大量発生」
「とこトン悩め黒豚グルメin鹿児島」
「おでんにさつま揚げがなくてどうする?!」
など、テキストで補足するようにすれば
プロモーション効果を期待できるデザインになりますよ。
もちろん、多少ギャグっぽいテイストでもOKで、一昔前にお肉の「ラムチョップ」を指して、羊がチョップしているデザインのTシャツが話題になったように、パッと見てそれがなんだか分かるよう意識してデザインしましょう。
この品物で作らなくてはいけない!と決まっているのでなければ、いかにしてその品物が分かるようにデザインすることがポイント。
どうですか?
あなたも地元の名産品で何かデザインしてみたいと思ったはず。
名産品をリストにして、形を思い浮かべてみるとカンタンですよ!
どの地域も様々な名産品があると思いますが、何を選ぶかはセンスの見せ所ですね。
いががでしたでしょうか?
名産品のデザインをほどこしたオリジナルTシャツは、ご当地のプロモーションとして最高ですね。個人で着用するのはもちろんのこと、ご当地PR活動の時にチームメンバーで着てもいいですし、販売してもいいですよね!
ぜひ、愛する地元の名産品で素敵なTシャツを作ってみてくださいね!