100均アイテムで自作?!驚きの手軽さ
オリジナルTシャツを作りたいけれど、業者に依頼するのは大変そう。だけど、自分で作るには手間がかかりそうで、完成できるか不安…。そんな風に思っている方に朗報です!
ありとあらゆるモノが揃う創作アイデアの宝庫、100円ショップでは、手芸用品で取り扱うようなアイロンプリントシートや布用マーカーなどを手軽に購入できるため、自分だけのオリジナルTシャツを簡単に作ることができるのです。
そんな100均アイテムで作る自作のオリジナルTシャツは、お子さまの夏休みの自由研究としてもおすすめ。また、文化祭のクラスTシャツや推し活用のTシャツなどにも最適です。大量に作るのは手間がかかるかもしれませんが、1枚1枚作るそのプロセスも含めて創作の醍醐味ではないでしょうか。
そこで今回は、おすすめの100均アイテムと100均のアイテムを使った方法をご紹介します。100均アイテムでの自作Tシャツは、オリジナリティを追求したり、クリエイティブなプロセスを楽しんだりとさまざまな楽しみがあります。ぜひ、100均アイテムでの自作オリジナルTシャツに挑戦して、あなたのクリエイティブなセンスを発揮してみてはいかがでしょうか。
腕に覚えあり!おすすめの100均アイテム
ここでは、フリーハンドで描くためのアイテムを紹介します。
【ダイソー】油性カラーなまえマーカー(ツインタイプ 5本)
油性インクの5色セット。
色々なものに書ける優れもの。お好きなカラーでお好みのイラストや模様を描けます。
なお、セリアやCan Doなどでは「布に描けるカラーツインマーカー 2P」といった耐水性顔料インクを使用した布用マーカーもあります。カラーがとても豊富なので、カラフルに仕上げたい場合にはこちらを探してみてくださいね。
【ダイソー】ポスティラ
ダイソーにはポスカと同じ水性で耐水性のある「ポスティラ」という商品があります。
アイロンを20秒程度かけることで、洗っても落ちにくいカラフルなオリジナルTが作れます。
【ダイソー】パワフルネーム(uni)
布ににじみにくく、洗濯にも強い、定番の名前書き油性ペン。
細かなイラストやメッセージなどを描くのにおすすめです。
なお、これらのペンはTシャツの生地によっては滲んでしまうかもしれませんが、そこはオリジナル、自作の愛嬌で!また、こういったペンを使う場合は、裏移りする可能性があるので、Tシャツの中にあて布やあて紙を入れて描き、最後にアイロンやドライヤーを使うことで、熱がインクを定着させ、色持ちをキープしてくれます。
ちなみに、直接Tシャツにフリーハンドで描くのは緊張してしまいがちですが、裏ワザがあるんです!それはですね、下書きしたものをTシャツに写し取る方法で、フリーハンドで描くよりもミスを回避することが可能。その方法は以下の通りとなります。
- 白い紙に黒いペンで描きたい絵柄を描きます。(もしくは白黒でプリント)
- その紙をTシャツの中に入れて描きたい場所に位置あわせ、ガムテなどで固定。
- 良く晴れた日の窓にTシャツをガムテなどで貼り付けます。
- 絵柄が透けて見えるので、それをなぞります。
トレース用ライトボックスがあれば一番ですが、太陽の光を使えばトレース用ライトボックスの代わりとなるため、簡単に絵柄を写し取ることができます。窓に貼り付けて描くのはちょっと…という場合には、窓では手芸用の印を付けるためのチャコペンでなぞり、その後は机に移動して、それをマーカーでなどでなぞればやりやすいかと思います。
アイロンプリントなどに使えるおすすめ100均アイテム
ここでは、アイロンプリントやステンシル、スタンプなどを使った、フリーハンドで描くのは難しいよー、という人にもおすすめの100均アイテムを紹介します。
【ダイソー】アイロンプリント用紙
こちらは布製のアイテムに使える転写シートとなり、これを使えばプリントTシャツを簡単に作ることが出来ちゃうんです!お好みの絵柄をご家庭のインクジェットプリンターで反転印刷して、絵柄のサイズに合わせてはさみで切ります。そして、プリントしたい布の上に置き(下は平らにすること)、あて紙をしてアイロンをかければ、布に転写されます。
なお、こちらの商品は、濃色やカラー生地用のアイロンプリント用紙で、綿や麻100%や綿麻50%、ポリエステル50%などの生地に使用できますが、ドライTシャツやビブスなどのポリエステル100%には化繊布用の商品がありますので、生地の色や素材に合わせて使い分けましょう。
【ダイソー】スタンプ消しゴム
こちらは、簡単にハンコを作ることができる消しゴムハンコです。消しゴムに彫りたい絵柄を描き、それをカッターナイフなどで切り込みを入れながら彫ることで、簡単にスタンプを作ることができます。下の布用スタンプインクパッドを使えば、スタンプでオリジナルTシャツが完成します。
【ダイソー】布におせるスタンプインクパッド
こちらはその名の通り、洗濯しても色落ちしない布用のスタンプ台です。スタンプを押したら、その後アイロンで15秒ほど熱を当てることで洗濯しても色落ちしにくくなります。
自作のスタンプ消しゴムはもちろん、ステンシルにも使える便利なアイテム。ダイソーでは黒・青・赤の3色がありますが、セリアではピンクや水色、白などがあるようです。
【ダイソー】クリアホルダー
こちらは、ステンシルシートの代用品におすすめのアイテム。
ステンシルとは、絵柄を切り抜いたシートの上に、インクやアクリル絵の具などで塗ることで、下にある素材にその絵柄や文字を転写する技法です。手芸用品などでは、ステンシルシートと呼ばれるものが販売されていますが、クリアホルダーを用いることで代用できます。
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【ワッツ】10色プラクレヨン

こちらは、クレヨンと色鉛筆の中間のようなプラスチッククレヨンです。
これを鉛筆削りなどで削り、削ったものを布に乗せ、さらにクッキングシートなどを乗せてからアイロンをかければ、プラスチッククレヨンのプリントTシャツが出来上がり。ステンシルシートで絵柄を作ってもよいですし、適当に散らばらしても面白いデザインに仕上がること間違いありません。
【ダイソー】ダイソー衣料用ブリーチ
漂白剤を使えば、簡単にダイダイ染めTシャツが作れるんです。
タイダイ染めとは、英語の「Tie(縛る)」 と「Dye(染める)」という意味からきているものですが、色付きTシャツの上から漂白剤をかけることでダイダイ染めのような、まだら模様になるんです。もちろん、輪ゴムなどで縛ってから行えば、定番のダイダイ染めに仕上がります。
なお、漂白剤はあくまでも化学薬品なので、漂白剤を使用する際にはゴム手袋をはめ、風通しのよい場所で行ってくださいね。
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いかがでしたか。今回は自作のオリジナルTシャツ作りに便利な100均アイテムを紹介しました。ダイソーやワットなどでは、創作に役立つさまざまなアイテムがあります。ぜひ、100均アイテムを使って自作のオリジナルTシャツを作ってみてくださいね。