自動車メーカーもイチオシのカーライフ「車中泊」
2022年のゴールデンウィークはどのようにお過ごしになられたでしょうか?
スタッフbは、今年も「コロナ禍」を言い訳にして家でゴロゴロ・・・出かける予定もないまま、なんとなく4月に開通した新東名高速道路の伊勢原大山IC~新秦野ICをドライブ。まぁ、行くアテも用事もなかったんですけどね・・・(汗)
意外にも車好きなスタッフbとしては、東京なら奥多摩方面、神奈川なら箱根方面などへのドライブが好きなんですが、自然豊かなエリアは単にドライブを楽しむ人のほか、キャンパーなどのアウトドアを楽しむ人が以前にも増して増加傾向にあるよう。
Youtubeなどの動画共有サイトでも、キャンプ系動画はとても人気ですからね!山小屋での自給自足生活なんて、ちょっと試してみたい気も(笑)
ただ、単にアウトドアやキャンプと言っても、最近では従来の屋外にテントを張って寝泊まりする本格的なキャンプから、グランピングのような整備された宿泊施設に泊まりながらキャンプを楽しむなど、アウトドアの捉え方や楽しみ方も多様化
してきているので、初心者から上級者まで、自身のスタイルに合わせて色々な楽しみ方ができるようになってきているのが、昨今のアウトドア事情なのです。そんななか、
新たなアウトドアとして注目されつつあるのが「車中泊」
車中泊と聞くと、大型のキャンピングカーやそれなりの設備を持った車が必要では?と思いがちですが、最近はさまざまなグッズがコンパクト化していること背景に、キャンピングカーのような大きな車でなくても、それなりに車中泊が楽しめるようになってきているのです。
でも、そもそも車中泊って何が楽しいの?と思われる方も多いかと思いますし、車中泊って宿泊費を節約するためのものでしょ?という考えもあるかもしれませんが、最近では自動車メーカーも車中泊することを前提に、車内パッケージを設計しているのだとか
車種にもよりますが、アウトドアに人気のミニバンのシートがフルフラットになるように最近では軽自動車ですら、快適な居住性を車内空間に確保するためのさまざまな工夫が盛り込まれているのです。
今回の記事では、最近人気が高まりつつあるアウトドアスタイル「車内泊」の魅力と、車内泊に必要なアイテムや便利グッズなどをご紹介していきます。もちろん、車内泊が目的でなかったとしても、ロングドライブの際には仮眠を取ることもあるはず。そんな仮眠時にも便利なさまざまなグッズをご紹介していきます。これを機に、車内泊のワクワク感と魅力を体験してみましょう!
究極のアウトドア「車中泊」の魅力と愉しみ方
これまでの車内泊のイメージというと、
- 寝れたとしても疲れが取れない
- 車内のエアコンを消すと寝苦しい
- エンジンをかけっぱなしだと非経済的
キャンプの場合、多くの方がテントを張って車外で寝泊まりすることの方が多かったというのが実情です。ただ、近年では夜間でも寝苦しいほどの気候であったり、車自体に快適装備が標準で備わったり狭い車内空間に多彩な機能を持たせることに魅力を感じる人が増えつつあることで、車内泊がひとつのアウトドアコンテンツとして注目されているのです。
もちろん、キャンプ目的だけでなく、日本全国を車でドライブしながら、各地の美味しいものを堪能しつつ
寝泊りは愛車のなか
といった非日常的な楽しみ方も人気。
釣りが趣味の方なら、全国の釣り場スポットを巡りながら釣った魚を車内で調理したり、全国の道の駅巡りなども車中泊を絡めた人気コンテンツのひとつになっています。もちろん、車中泊自体をアウトドアと定義するかは人それぞれかもしれませんが車中泊の魅力としては、主に次の4つが挙げられます。
- ホテルのような時間的な縛りがない
- 宿泊コストを抑えることができる
- 好みのロケーションを宿泊施設することができる
- 自分好みの車内空間を作ることができる
また、旅の途中で見つけた絶景スポットや夜景スポットをそのまま宿泊施設にできてしまうというのも、機動性の高い車内泊ならではのメリット。運転席のシートを倒して仮眠を取るのではなく、あくまでホテル泊と同様にしっかりと睡眠を取るということになりますので、場所を問わずに自分だけの宿泊施設を作れるところもまた車中泊のメリットと言えるでしょう。
もちろん寝泊まりするだけじゃなく、車内で食事をしたり、調理をしたり、音楽やテレビを楽しんだりと、車内での時間の過ごし方のアレンジは自由自在。
そして、その車内で過ごす時間をより快適なものにするためにも揃えておきたいアイテムが車内泊グッズなのです。
さすがに車内泊と言えど、真夏や真冬じゃ快適とは言えませんし、電子レンジやポットが使えれば調理の幅が広がりますし、テレビが見れたり、スマホを充電できたりと、日常的な家電製品もマストかもしれませんね。
そんな車内泊の時間を彩る便利な車内泊グッズをご紹介していきます。
あれこれ揃えたくなる車中泊アイテム
さて、車中泊の楽しみ方においては人それぞれですが、普段の生活に必要なそれなりの装備はしっかりと揃えておきたいところ。特に、車内泊にありがちな「寝ても疲れが取れない」ということにならないよう、しっかりと睡眠環境を整備して、より快適な睡眠が取れるようなグッズを揃えておくと良いでしょう。
車中泊に役立つ快眠グッズ
エアマットやマットレス
車のシートをフルフラットにし、マットレスを敷くことで快適な就寝環境を整えることができます。ただ、ウレタンのマットレスはかさばるため、使用するときだけ膨らませるエアマットなどがオススメです
ポータブルクーラー&ヒーター
就寝中はエンジンオフがマスト。暑い夏場や寒い冬場は、バッテリーで駆動するポータブルエアコンが重宝されます。クーラーは排気ダクト付きのタイプを選んで、車外に排気熱を出すようにしましょう。
車内ブラインド用カーテン
就寝中のプライバシー確保という観点でも、夜間はフロントガラス以外から中が見えないようにカーテンを閉じるのが基本。スモークフィルムだけでは車内が見えてしまうので、カーテンを閉じれば安心して眠ることができます。
つづいては、車内で過ごす時間の利便性を高めてくれる便利グッズをご紹介します。
車内の居住性を高めるものから、食事のための調理の幅を広げてくれるものまで、さまざまな便利グッズが販売されておりますので、ぜひ参考にしてください。
あると便利!車内泊グッズ
家庭用100vポータブル電源
車内・屋外でも家電製品が使えるようになる100vのポータブル電源。車のシガーソケットではまかなえない電力の家電製品を使いたいときに便利。冬場に電気毛布などを使いたい時にもこうした電源があると便利です。シガーソケットで充電できるタイプを選びましょう。
卓上コンロ
どこのご家庭にもあるカセットボンベ式の卓上ガスコンロでも良いのですが、薄型に作られたキャンプ用のコンロなら、省スペースで収納性にも優れているので、常に常備しておきたい便利グッズの代表格。ただし、特に夏場のカセットボンベの保管方法には注意してくださいね。
冷蔵庫や折り畳み式クーラーボックス
夏場のキャンプなどは、何かと需要の高い冷蔵保存。食材や飲み物を保管しておくのにコンパクトな冷蔵庫があると重宝します。クーラーボックスでも良いのですが、収納面を考慮すると折り畳み可能なソフトクーラーボックスが良いでしょう。
折りたたみ式キャンプテーブル
意外と忘れがちなのが食事用のキャンプテーブル。屋外利用では脚の長いタイプの方が便利ですが、車内で広げることを想定し、脚の短いコンパクトなタイプを選ぶのがポイント。フルフラットに倒した車のシートの上で広げることを想定して、脚の長さを選ぶようにしましょう。
充電式LEDランタン
こちらも意外と忘れがちなアイテムのひとつ。夜間、車内で食事などをする時に車のルームランプを点けている人も多いかもしれませんが、バッテリー上がりなどを避けるためにも、ひとつは持っておきたいアイテム。もちろんシガーソケットから充電できるタイプが◎。
食器類やクッカーアイテム
キャンプをはじめアウトドアの必需品ではありますので、最低限ランチプレートやマグカップは揃えておきたいところ。その他にも主に登山等で用いられるコッヘルや炊飯が可能な鍋などもあると便利です。車内で食べるインスタントラーメンは最高ですよ!
空のペットボトル
飲料用はもちろんですが、屋外では何かと必要になるのが水。常に備蓄しておくのも良いのですが、2Lくらいの空のペットボトルがあれば給水できる場所は多いので、顔を洗ったり、歯磨き用として活用することができます。
衣類収納用ネット・ボックス
特に夏場とかは急な雨などでずぶ濡れになってしまったり、川や海遊びで着替えが必要になるケースが少なくありません。家から用意するのも良いのですが、実際に使わないことも多いので、着なくなったTシャツなどを数枚、車内に常備しておくといざという時に便利です。
その他にも「あると便利な車中泊グッズ」は多数あるのですが、挙げだすとキリがありません・・・
例えば、車中泊を動画に撮ってYoutubeなどにアップしたい方などは、編集なども含めてパソコンや電源、WiFi環境が必須であることからポータブル電源や作業用テーブルなどを充実させたり、各地で釣りを楽しむ方であれば保冷環境や調理器具を充実させたりと、
自身がイメージする車中泊スタイルに合わせて必要なアイテムを揃える
ということがポイント。
漠然としたイメージでグッズを買い揃えても、実際に「使う機会がほとんどない」ということもよくあるお話ですので、車中泊で何をしたいかをよく考えてから車中泊グッズを揃えていくようにしましょう!