ベースとなるTシャツの着心地や肌触りを示す「オンス」に注目!
お店で買ったときにTシャツの厚さはあまり気にしたことがない方がほとんどなんじゃないかと思いますが、オリジナルプリントのTシャツを作ろうと思った時に、色やサイズだけではなく、厚さも選ぶ基準になるというのはご存知ですか?
この厚みの目安になるのがoz(オンス)という表記です。
オンスとはアメリカからやってきた表記で、生地の重さをあらわしています。
ヤード・ポンド法の単位。1oz=28.35gです。
糸の種類や編み方で違ってはきますが、オンス数が大きいほど重く、例外こそありますが糸が重い=生地が厚いと考えていいでしょう。
詳しくはTplantのTシャツ用語集のこちらoz(オンス)も合わせて参考にしてください。
普通に売られているデザインTシャツは色や大きさは選べても、厚みを選べることは余りありませんが、オリジナルTシャツを作る時には、薄手のものからへヴィーウエイトと呼ばれる超厚手のものまで様々なものまで、お好みに合わせて選べるんです。
また、生地の厚さはオンスだけではなく、糸の太さも関係してきます。
17/-
などのように表示されますが、これは17番手・単糸という意味です。この番手の数字が大きければ大きいほど糸は細くなるという点は注意しておきましょう。繰り返しますが、数値が大きくなるほど糸は細くなり、使われている糸が細いということは、肌触りや風合いが滑らかということになります。
▼参考ページ
糸番手とは
他にも、糸の種類や織り方によっても厚さは変わってくるのですが、ここでは分かりやすく一般的なTシャツの厚さで参考にしやすいオンスによるTシャツの選び方をご紹介したいと思います。どんな厚さか現品を見ていないから分からない、と言う時、このオンスを参考にしてみてくださいね!
オンス数と厚さの関係は?
上述のとおり、オンスの見方はだいだい分かりましたが、実際にどのくらいの数値がオリジナルTシャツのプリントに適しているの?一般的に着るTシャツのオンスはどれくらいなの?という数値の目処が分からない方も多いと思います。
その辺の疑問は、oz(オンス)のページでもご紹介していますが、
3.0oz~4.5oz:薄手のTシャツ
4.6oz~5.5oz:薄すぎず厚すぎない適度な厚みのTシャツ
5.6oz~6.5oz:ヘビーウェイトTシャツと呼ばれるの厚手のTシャツ。
6.6oz~ :かなり重厚感のある生地。スーパーへビーウェイト
一般的にオリジナルプリントTシャツでよく使われているのは3.0oz~4.5ozになります。この厚さは、安っぽい感じもしないし、かといって厚すぎてかさばるということもなく使い勝手のいい生地です。夏は一枚でさらっと、冬はインナーとして使うことになりますね。生地がしなやかなので、へヴィーウェイトの生地のロングTシャツにレイヤーして着るのはちょっと向いていないかもしれないです。でもまあ、好みですね!
スタッフBは個人的にヘヴィーウェイトのしっかりした作りのTシャツが好きなので、5.6oz~6.5ozも良く使いますね!高級感がある、と感じています。長く使っててもへたれないので、好きですね!濃色が褐色してきても、なんか味を感じます。
6.6oz~はほんとに厚いのですが、丈夫で、作業着にもいいですね。カチっとしていて、頑丈さがあります。
プリントをするという点ではどの厚さも違いは有りません。好みにもよりますが、しなやかさや可愛らしさ出すなら4.6oz~5.5ozくらいまでがいいですし、頑丈でしっかりした着心地を楽しみたいなら5.5oz~からのヘビーウエイトがおすすめ。
一見厚いほうがよさそうに感じますが、着心地が悪い、重い、という難点もあるんです。薄いピンクやペールトーンカラーなど、暖かくなった時期に着たくなるTシャツは薄手を選ぶのもいいですよ。Tシャツの厚みで色もなんとなく違って感じますし、同じ柄やプリントでもけっこう雰囲気が違います。
Tplantは同じ柄で別のTシャツにも一枚ずつプリントできるので、色々試してみてくださいね!