ワードローブってどういう意味?
○○をワードローブに加えたい!
ワードローブとして、一着は持っておきたい!
というように、ファッション関連で最近よく耳にする「ワードローブ」という言葉。
しかしながら、衣類を収納するためのクローゼットのような家具のことを指していたり、はたまた衣類のことを指していたりと使われ方が様々で、いまいちワードローブという言葉の意味を説明できない人も多いのではないでしょうか。
まず、ワードローブの語源は英語の「wardrobe」からきており、直訳すると洋服ダンス、衣装部屋、 (個人または劇団の) 所有する全ての衣服やアクセサリーなどの意味になります。
そして、日本では
インテリア業界では、洋服専用の収納家具
ファッション業界では、所有している衣服やアクセサリー
という使われ方をしているのです。
なんとなくモヤモヤしていた人もこれで納得がいくとかと思いますので、今回の本題である自分で作る収納家具としてのワードローブについて見ていきましょう。
なお、洋服専用の収納家具といえばクローゼットを思い浮かべる人もいると思いますが、
クローゼットとは、衣類や生活雑貨を収納するため部屋に備え付けてあるもの
ワードローブとは、後付けの衣類専用の収納家具
という違いがあるので覚えておきましょう。
自作ワードローブのアイディア
さて、ワードローブを作るには既製品のタンスやチェスト、ハンガーラックなどを購入して設置するのが一般的かと思いますが、
ここに置きたいけど、既製品のサイズとは合わない…
インダストリアルなインテリアにまとめたいのに良いのが見つからない…
などのような場合でも、DIYでワードローブを作ってしまえば
自分の理想や好みのサイズで作ることができるのです。
とはいっても、サイズを計って作るのってとても大変そうだし、そもそもノコギリもトンカチも持ってない…という人もいるとは思いますが、ホームセンターなどでは木材カットのサービスを行っているお店も多く、壁や床を傷つけずに柱を作れる
便利なアイテムを使えば簡単に組み立てることができるのです。
では、実際にDIYで作った自作ワードローブの実例を見ていきましょう。
棒と紐で作るハンガーラック
ノコギリやトンカチ不要!
紐の結び方さえマスターすれば、誰でも簡単にハンガーラックを作ることができます。
こちらは丸棒で作られていますが、長方形の支柱に穴を開けて丸棒を組み合わせたり、塩ビパイプや木材を組み合わせたりと、様々な材料で作ることができます。
部屋の一角をワードローブに
まるでショップのディスプレイのように畳んだ衣類もジャケットも見せる、柱を作れるアイテムを使った壁面収納になっています。ディスプレイのような収納は見せるだけでなく、選びやすいのが利点です。
キャップもオシャレに収納できるワードローブ
ウッドボックスを簡単に作れるキットが販売されていますが、それを工夫して仕上げたのがこのワードローブ。側面はキャップをディスプレイできるようになっていて、オシャレな空間に仕上がっています。そして、寝室スペースとの間仕切りにもなっている優秀な作品です。
木の枝を使ったワードローブ
木の枝を使うだけで一気に自然観あふれる印象に仕上がるワードローブです。
このように棚から木の枝を吊り下げたり、天井から直接吊り下げたり、様々な工夫が可能です。
突っ張り棒を使ったワードローブ
DIYではありませんが、とにかくシンプルに突っ張り棒で済ませたい方にオススメ。
ポイントは突っ張り棒の中心あたりに設置する「支えポール」と呼ばれる補助アイテムなのですが、これがあれば衣類の重みを支えてくれるため突っ張り棒が落ちる心配はありません!
増えてしまう衣類は定期的に断捨離しよう!
作ってみたいと思ったワードローブはありましたか。
簡単に組み立てることができるキットなど多く販売されていますで、ぜひ自作ワードローブを作ってみてくださいね。
そして、忘れてならないのが衣類の断捨離。
快適な生活空間に仕上げるためには、不要なものを置かないことです。衣類をあまり購入しない人は問題ないのですが、季節の変わり目ごとに新しいものを購入している場合には、着なくなってしまったアイテムがクローゼットの奥底や屋根裏部屋に眠っていたりするものです。
たくさん洋服はあるのに、着たい服が見つからない…
そんな、あなたも手持ちの衣類を見直し、断捨離するタイミングです。
1年以上着ていない衣類があれば、手放すかどうか考えましょう。長期間着ていない衣類は、存在を忘れているか着たいと思えないのかどちらかです。捨てるのはもったいない、まだ着られるから…というように処分に対して言い訳をしていても、モノは減りません。
また、出産などライフスタイルの変化、加齢や体形の変化も手持ちの衣類を見直すタイミング。母になればオシャレなものより機能的なものをチョイスするようになったり、年を取れば若い頃と比べて腕まわりや背中、腰回りの肉付きがよくなってしまうもの…。
どんなにお気に入りのアイテムであっても似合わなくなってしまうこともあるので、若作りしているー、明らかに似合っていない…と思われてしまわないように定期的に見直すを身につけましょう。
ポイントは今の自分に似合うかどうかを確認すること。
そして、登場回数の多いものと少ないものに分け、各シーズン・各アイテムを5枚ずつくらい残すようにしてみましょう。似ているアイテムは一つに絞り、着こなしに変化が出るようなアイテムを残すことがコツです。
そうすればきっと眠っていた衣類を手放すことができ、空いた空間が快適な暮らしをもたらしてくれるでしょう。