錦・スノーホワイトとは?サボテンと多肉植物の違いについて
トゲが特徴的なサボテンとぷっくりとした葉っぱを持つ多肉植物。
どちらも室内で育てやすい品質が多く、インテリアとして人気の植物ですが、実はサボテンは多肉植物の1種であることをご存じですか?
一見、別の植物と思われがちですが、
多肉植物とは葉や茎、根の柔組織に水分を貯める組織が発達した植物の総称
であり、実はサボテンも多肉植物に含まれるのです。
中でもサボテンは、主に乾燥した環境に生息することに適応して進化してきたグループであり、
刺座(しざ)と呼ばれる組織があるのがサボテンの特徴。
ちなみに、園芸においてサボテン以外の植物を「多肉植物」と呼んでいる傾向にあり、どちらもさまざまな種類があり、多種多様な形状や特徴を持ちます。
多肉植物の主な種類
セダム、アロエ、エケベリア、ハオルチアなど
サボテンの主な種類
エキノカクタス属、ミロカクタス属、テフロカクタス属など
ちなみに、最近人気の「錦・スノーホワイト」は、エケベリア属に属する多肉植物です。色鮮やかな葉がロゼット形になのがエケベリア属の特徴であり、名の由来でもあるスノーホワイト(白雪姫)のような清らかさと美しさを連想させます。
このように何とも言えない美しい多肉植物もあれば、男心をも虜にしてしまうようなサボテンなど、さまざまな種類があります。そこで今回はサボテンや多肉植物のイメージを覆すような植物とそのデザイン案をご紹介します。
サボテンにこんな植物があったの?!と思わず驚いてしまうようなものをTシャツのデザインにすれば、きっとおもしろいものが出来上がるはずです。
ユニークすぎる!奇奇怪怪なサボテン・多肉植物7選
砂漠や乾燥地帯に生息するサボテンや多肉植物は、まるで異世界から来たようなユニークすぎる外見や独特な生態で私たちを驚かせてくれます。ここではそんな奇態なサボテンと多肉植物を7つご紹介します。
《ユーリキニア・カスタネア スピラリス》
型の柱サボテンの突然変異種で、らせん状に育ち、円形のサボテンが積み重なったような株姿。大まるでアオムシが立ち上がったかのようにも見えますね。
アストロフィツム 兜丸
「星点」と呼ばれる白斑が特徴で、トゲがないサボテンです。上部のモフモフは蕾であり、キレイな花を咲かせます。
ドラゴンフルーツサボテン
ドラゴンフルーツを実らせるサボテン。夜に大きな花を咲かせ、果実は鮮やかなピンク色で、まるで幻想的な竜の宝石のよう。
リトープス
「生きた石」とも呼ばれる、石のような外見が特徴の多肉植物。砂利の多い砂漠や岩場で擬態する植物として知られています。
アイスプラント
氷の結晶のよう粒が付着している多肉植物。バラフやソルトリーフとも呼ばれ、プチプチとした食感がある野菜としてご存じの方も多いのでは?
アボニア・パピラケア
ニョロニョロと上に伸びていき、キレイな花を咲かせるスベリヒユ科に属する多肉植物です。日本では白蛇殿とも呼ばれており、鱗のような白い葉の下には緑色の多肉質な茎があるそうです。
ユーフォルビア・スザンナエ
熱帯果樹のドリアンのようなトゲが特徴的な多肉植物。独特なフォルムのわりに、小さな花を咲かせるところがユーフォルビア・スザンナエの面白さですね。
自然界の驚異的なデザインをTシャツに
ユニークなサボテンや多肉植物は、ここまで紹介した以外にもたくさんあります。自然界の驚異的なデザインを見せつけてくれるものですが、ぜひこれをTシャツのデザインに取り入れてみてはいかがでしょうか。
ここではそんなユニークなサボテンと多肉植物のデザインを見ていきましょう。
アストロフィツムを彷彿させるサボテンの擬人化キャラ
上記でご紹介した「アストロフィツム 兜丸」を想起させる、擬人化したイラストです。上部に咲いたピンクの花と、手足と思わせる根っこが面白さを演出しています。
錦・スノーホワイトが美しさを強調した石膏デッサン
多肉植物が存分にあしらわれ、耳元の錦・スノーホワイトが全体の美しさを引き立てた石膏デッサンです。上部にはトカゲのような生き物も描かれ、何をイメージしているのか…。
ドラゴンフルーツのベクター画像
果実で有名なドラゴンフルーツ。サボテン科であることをイメージさせるように茎が描かれたものです。龍のような動きを出しているのがポイントですね。
放射状に広がるリトープス
石に擬態する多肉植物のリトープスを放射状に並べた画像ですが、何じゃこりゃ?と思ってしまう人が多いのではないでしょうか。赤、青、黄、緑というように様々な色があることに驚きですね。
エケベリア属の妖精
バラが咲いたような形に育つ、多肉植物ブームの火付け役ともいわれてエケベリアを擬人化した、心が和む癒し系のイラストです。
参考になるようなデザインは見つかりましたか。
AIによる画像生成が普及してきたことにより、これまで以上にクリエイティブに富んだデザイン表現が増えたように感じます。画像生成AIでは単語や文章の入力によって様々な画像を生成できるので、これまでとは違ったものを作りたい!、イラストレーターやデザイナーのような画像を作りたい!といった場合には、ぜひトライしてみてください。
あなたの想像力をフルに働かせて、新たなデザインを制作することにより、これまでとは違った世界が開けるかもしれません。