Tシャツの起源や歴史を知ってデザインに反映させよう

Tシャツの起源や歴史

知っているようで知らないTシャツのこと・・・

 

今では当たり前に毎日着ているTシャツ。誰もが一枚は持っているといっても過言ではないですし、あらゆる服の中でもっとも活躍しているアイテムかもしれません。

そのTシャツが外国由来のものであることは、ほとんどの方が知っていると思いますが、どこで、何のために生まれたのか知っていますか?実は、Tシャツってちょっと感動的な衣服なんですね。今日はそんな、そもそもTシャツって何?というトリビアをお伝えしたいと思います。

 

Tシャツが生まれた国

さっそくですが、Tシャツが生まれた国はどこでしょう???

なんとなく検討ついてたかもしれませんが、一般的にはアメリカとされています。
アメリカ海軍の船乗りたちが下着として使っていた丸首シャツがその原型です。過酷な海軍の水兵さんにとって、軽くて動きやすく、着やすくて、汚れてもすぐに洗える、短時間で乾く、白旗にも使える、メリヤスの下着は、機能的な服として愛用されてきました。

アメリカの水兵はイギリスの水兵をまねしたという説もありますが、海軍由来であることは確かなようです。

さて、アメリカの船員たちが母国に帰国した時、彼らは制服の上着を肩にかけ、下着のシャツのまま街を闊歩しました。第一次大戦の頃、今ではTシャツといえばヘインズのヘインズ社(下着の会社)が、水兵シャツを意味するコブ・シャツと名づけて販売。
もっとも、1920年代にはすでに辞書にTシャツと載っているそうです。

船員たちに便利なものは他の労働者にとっても便利。まずは肉体労働を主とする労働者階級の人たちが下着としてだけではなく、普段の作業着として着用し始めました。

そして、50年代、映画で、マーロン・ブランドやジェームス・ディーンといった反逆的なイメージを持つ青春スターがかっこよくTシャツを着用したことから、若者の間で火がつきました。さらに、ボタンを使うシャツにはない着易さと開放感。こなれ感、そして抜け感は、世代を超えて広がっていきました。Tシャツの語源についてですが、広げるとTの字型であることからTシャツといわれているようです。

 

日本におけるTシャツの歴史

日本国内ではTシャツやジーンズは第二次世界大戦後、少しずつ知られるようになっていきました。アメリカで青春スター達が映画の中で着用していたのを追いかけて、1960年代には若者にファッションアイテムとしても取り入れられはじめます。

ですが、かつては人前で肌着を見せるなどもってのほかだった日本では、1970年代に入るまでは、一般的には下着の感覚が強かったようです。

70年代にはTシャツとデニム(当時はGパンと言った)が若者のファッションとして爆発的な広がりを見せ、さらに21世紀の今では老若男女が普通に着るようになりました。

 

何故、Tシャツがここまで爆発的に普及したのか?!

とても興味深いことですが、ファッションは有史以前や、下流階級に属していた人々はともかく、過去に遡るほどに、華美で、着づらく、動きを制限し、かつ着脱がしにくく、作るのにもお針子が大量に必要、手入れも大変と、日常生活を送るに不便な装いばかりでした。

産業革命以降、一般の人も上流階級を真似するようになったため、19世紀までの西洋社会では、ほとんどの女性は時に呼吸困難を起こすほど動きを阻害する紐で括っていくコルセットを日常的に着用していたのです。また男性も外出時はフロックコート、必ず帽子を着用するなどきちんとした格好で外に出る、というのが当たり前でした。

女性をコルセットから解放したのは肋骨の変形という医学的な理由ももちろんありますが、ファッション界ではココ・シャネルが有名ですね。

そして、これらの着にくく、華美で手入れが大変な衣類の対極にあるのがTシャツです。
そう、Tシャツはもっと大きな意味で人を衣類の様々な制約から解放した衣服。着やすい、脱ぎやすいに加えて、ネクタイをする必要がなく、ユニセックスであること、洗濯が簡単で、アイロンの必要もない、シンプルなので工業化も簡単、カジュアル・ファッションというものを確立した画期的な衣服だったんですね。

何より、Tシャツは労働者階級や若者と言ったそれまで社会的に弱い立場の人たちから広まっていきました。

 

Tシャツは印刷技術との相性抜群!

またTシャツは、ボタンや合わせといった構造的な継ぎ目がなく、シンプルなことから、大きな面積が確保でき、印刷も容易。60年代に登場した新しい技術であるシルクスクリーン印刷(プリント)と非常に相性が良く、胸や背中にロゴや模様、イラストなどがプリントされるようになります。

今では、アウターとして着られるTシャツはその人の個性を演出する様々な柄がプリントされていますね。実に沢山の世界にアピールするスローガンが、Tシャツにプリントされて着用されてきました。そして、技術革新は進み、誰もが一枚からでもオリジナルデザインのプリントを手軽に楽しめるTplantも誕生した、というわけです(大げさですかね・・・?)。

Tシャツはみんなの味方、ジェンダーフリー、年齢も体型も問わず、下着としてもアウターとしても使えて、スポーツからチームで取り組むイベントのウェア、それから素材やデザインを選べばちょっとしたパーティにも着ていける、オールマイティな服なんですよね。

 

いかがでしたでしょうか?

何気なく着ているTシャツ、こうして歴史や特徴を振り返ってみると、その存在がかっこいい、人類の生み出した奇跡の一つのような気がしてきちゃいますよね。衣類へのオリジナルプリントを手軽な料金で楽しめるのもTシャツならではです。
是非、Tplantで新しいオリジナルTシャツを作ってみましょう!

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