不要になったTシャツはリユースしよう
こんにちはー、スタッフBです。
立秋とは名ばかりの暑さが続きますが、いかがお過ごしでしょうか?
夏休みを利用して山や海へと旅行する人も多いかと思いますが、そんな時こそ普段できない家中の片づけをしようと予定している人もいることでしょう。
そうなんですよね…、特に衣類は
気が付けばクローゼットに収まりきらなくなってしまった
なんてことは、よくあるお話し。
子どもであれば成長と共にサイズアップするため新しいものを購入する必要があるので、ある意味仕方のないことですが、大人だって季節が変わるたびに新しいものが欲しくなったり、必要に応じたりして購入するもの。
また、数回しか着てないけどイメージと違った、お気に入りだけど汚れが目立つ、着古してヨレヨレになってしまった…など、不要になってしまった衣類は思いの外、多いのではないでしょうか?
そのような不要になった衣類はゴミとして処分する人も多いかと思いますが、リユース(再使用)してはいかがでしょうか。衣類におけるリユースとは
デニムパンツをスカートやバッグにリメイクして使う
衣類をカットして掃除に使う
といった取り組みのことで、中でも、
着古したTシャツはパジャマやルームウェアとして再利用しやすい
です。そこで今回はそんな着古したTシャツにフォーカスし、暑い夏を乗り切るための涼感Tシャツの選び方についてお伝えしていきます。着用しなくなったTシャツは処分するのではなく、パジャマやルームウェアとして着用してはいかがですか。
衣類のリユースはSDGsだけでなく、人や地球環境、社会や地域に配慮したエシカルな暮らしに繋がります。地球温暖化などを他人事だと思わずに、今できることを取り組んでみましょう。
夏のパジャマやルームウェアになるTシャツの選び方
さて、着古したTシャツをパジャマやルームウェアとして利用するにはいくつかの条件があります。というのも、そもそもTシャツとは襟のついていないシャツのことで、一口にTシャツと言っても首回りのデザインや袖の長さ、素材など多種多様なのです。
そのため、リラックスさを求めるパジャマやルームウェアに適していないTシャツもあるため、ここではそんなパジャマやルームウェアに適したTシャツについてお伝えします。
ゆったりめのサイズ
お出かけ用のTシャツのサイズはどのように選んでいますか?
Tシャツのサイズには、ジャストサイズやオーバーサイズというようにさまざまありますが、夏場のパジャマとして利用するには、ジャストサイズやタイトなサイズではなく、ゆったりとした大きめのサイズ感がよいでしょう。涼しさはもちろんのこと、しめつけ感を与えないため、リラックスして睡眠できることでしょう。また、Tシャツワンピースであれば、1枚で着用できるのでおすすめです。
素材は吸湿性に優れた綿(コットン)
Tシャツの素材は、綿(コットン)やポリエステル、綿やポリエステルなどをブレンドした混合素材などが一般的ですが、パジャマとして利用するには、吸湿性に優れた綿(コットン)がよいでしょう。人間は一晩でコップ1杯の汗をかくといわれているため、吸湿性や吸水性の高いものを選ぶことがマストです。
ちなみに、速乾素材として有名なポリエステルでも悪くはないと思いますが、ポリエステルなどの化学繊維は静電気が起きやすい素材なので、敏感肌の方は注意が必要です。
なお、プリント面積が極端に大きいシルクスクリーンプリントTシャツの場合には、プリント部分の通気性が悪いため、あせもなどの肌トラブルの原因になることもありますので、おすすめいたしません。
デザインはシンプルなもの
おしゃれ着としてのTシャツには、フリルやギャザーなどの飾りがあるものもありますが、寝返りの妨げになったりしますので、シンプルなものを選びましょう。胸ポケット程度であれば、睡眠の妨げにはならないので安心してパジャマとして利用できるでしょう。
涼感素材はパジャマに最適!生地の厚みもチェックしよう
暑い夏の夜を快適に乗り切るためのパジャマやルームウェアに最適なTシャツの選び方について、サイズや素材、デザインについてお伝えしました。質の良い睡眠を得るためにはゆったりとしたサイズ感はもちろん、肌触りも大切ですよね。
なめらかで柔らかい肌触りが綿の特徴ですが、最近では、接触冷感と呼ばれる触れた部分がひんやりと冷たく感じる効果の素材の商品も数多く販売されているため、
綿100%の「接触冷感」素材はパジャマやルームウェアにも最適です。
接触冷感とは、肌の熱が瞬時に生地に移動することで冷たさを感じることができる仕組み。
じとーっとした暑さを感じる熱帯夜はパジャマも寝具も自分の熱で温まってしまいますが、接触冷感であれば寝返りするたびに適度にひんやりするため、寝苦しさを少しでも軽減してくれるものです。
なお、パジャマとして着心地を求めるなら、不要になったTシャツの中でも
薄めの生地を選びましょう。
いやいや、生地に厚みがないと胸が透けてしまうし…と突っ込みたくなるものですが、生地の厚みにより涼しさも違いますし、分厚い生地の着古したTシャツはどうしてもゴワゴワしやすく、寝心地があまりよくないのが実情。
反対に薄い生地であれば、衣服としての存在感を感じることが少なく、
まるで何も着用していないかのような解放感を実感できるのです。
よれてクタクタになってしまうほど着古したTシャツをお持ちの方も少ないかもしれませんが、もしお持ちであればぜひ試してみてください。きっとその着心地の良さを実感いただけると思います。
いかがでしたか。
夏の寝室は温度や湿度が高いゆえに、夜中に何度も目が覚めてしまう人も多いもの。睡眠不足は熱中症のリスクを高くする可能性があるため、他の季節に比べて睡眠の質はとても重要です。エアコンや扇風機を適度に使用するだけではなく、冷感素材の衣類や寝具で熱帯夜を乗り切りましょう。