梅雨時期の部屋干しは乾きにくい!その理由とは
こんにちは、スタッフbです。
肌寒い日が続いたかと思えば、初夏のような暑さを感じる今日この頃。春を楽しむ間もなく、あっという間に梅雨シーズンに突入してしまいそうですね。梅雨が明ければ、海やプール、花火大会などの夏の楽しみは目白押しですが、梅雨時期は屋外も屋内も湿気でジメジメ…。気分は憂鬱になりやすく、さらには、
室内干しの洗濯物がなかなか乾かない!
という悩みを抱える人も多いのではないでしょうか。
そうなんですよね…。衣類を乾かすというのは、衣類に含まれている水分を空気中に逃がすということであり、速乾性のあるドライ素材のTシャツなどであれば時間を要することなく、サラッと乾いてしまいますが、綿100のTシャツやデニムパンツなどの厚みのあるものは、どうしても乾きにくいのが実情。
梅雨時期は大気が不安定なために洗濯物を外に干すことは難しく、さらに室内の空気中に含まれる水分量が多くなることで、洗濯物に含まれる水分は抜け出しにくい状況になります。また、気温が低いことで洗濯物の水分が蒸発しにくくなるため、乾くまでの時間がかかってしまうのです。
このように、洗濯物が乾かない理由はお分かりいただけたと思いますが、乾きにくい状況のままでいると雑巾のような生乾き臭が発生しやすいので、なんとしても阻止したいもの。
いつまで経っても洗濯物が乾かない…
洗濯したはずなのに悪臭がする…
などのお悩みを解消すべく、今回は梅雨時期の洗濯物を乾かす洗濯テクニックについてお伝えします。洗濯乾燥機を使えば短時間で乾燥させることもできますが、洗濯乾燥機を使わなくとも自然の力を活用して乾かす方法はあるので、ぜひ参考にしてください。
梅雨時期の洗濯物を乾かすポイント
では、梅雨時期の部屋干しの洗濯物の乾きにくさは、どのように対処すればよいのでしょうか?部屋干しの洗濯物を効率的に乾かすためには、室内の温度と湿度、風通しの調節が不可欠となりますので、ここでは室内の温度と湿度のコントロール方法のポイントを紹介します。
湿度を下げる
梅雨時期の室内の湿度は一般的に60%〜80%程度となります。しかし、洗濯物が乾きやすい湿度は50%以下となりますので、除湿機やエアコンの除湿機能を活用したり、扇風機やサーキュレーターを使用して、湿気を逃すようにしましょう。
室温を管理する
梅雨時期なのに季節外れな寒さを感じる日もあります。気温が20℃以下になると室内の洗濯物が乾きにくくなりますので、エアコンなどで室温を調節するとよいでしょう。
風通しを良くする
室内の洗濯物を乾かすには、風通しを良くすることが重要となります。部屋を閉め切るのではなく、窓やドアを開けて新鮮な空気を取り入れる、扇風機やサーキュレーターを使って空気を循環させるなどの方法が有効です。
効率的に乾かす!梅雨時期の洗濯物を乾かすコツ
洗濯物の干し方や環境を工夫することで、室内でも洗濯物を早く乾かすことができます。ここでは、洗濯物をスピーディーに乾かすコツを紹介します。
1回に洗う洗濯物の量を減らす
洗濯物はまとめて行うケースが多いかと思いますが、乾かす時間を減らしたいのならば、1回に洗う洗濯物の量を減らすのが一番。干すスペースは限られていると思いますので、洗濯物同士がくっつかずに干せる量を洗濯するようにしましょう。
干す前にアイロンをかける
アイロンの熱によって洗濯物の水分を蒸発させることができます。シワを伸ばせますし、衣類に付着している菌を死滅させることもできるため、まさに一石三鳥。
洗いあがったら、すぐに干す
濡れたまま放置してしまうと、干してから乾くまでより時間を要してしまいます。また、臭いの原因となる菌が発生しやすくなりますので、洗いあがったらすぐに干すように心がけましょう。
干す間隔を工夫する
洗濯物を効率的に乾かすためには、濯物同士の間隔をしっかりと開けて、風通しをよくすることも重要です。10cm程度の間隔を空けたり、以下の画像のようにアーチ型になるように干すことで、乾かす時間を短縮できます。
アーチ干し:外側は長い衣類、内側に短い衣類を干す
干し方を衣類別に工夫する
ボトムスのポケット部分など、生地が重なっている部分は乾きにくいので、生地が重ならないように干しましょう。ボトムスは裏返し、ウエスト部分が筒状になるように立体的に干すことで空気が入りやすくなり、乾きやすくなります。
また、パーカーのフード部分も乾きにくいので、ボトムスハンガーなどに上下逆さまにして干したり、ハンガーを組み合わせてフード部分が重ならないようにすると乾きやすいでしょう。
なお、バスタオルやシーツなどの大きな面積のものは、ピンチハンガーにジャバラになるように干したり、物干し竿に三角になるように干すのがおすすめです。
干す場所を工夫する
部屋の隅の空気は滞留しやすいため、洗濯物は乾きにくくなります。部屋の中央や高い場所は空気が循環しやすいため、洗濯物が効率的に乾きます。日当たりのいい場所や風通しのいい場所に干すようにしましょう。
除湿機やエアコンの除湿機能で湿度を下げる
除湿機やエアコンの除湿機能は、空気中の水分を吸収して、部屋の湿度を調整するため、洗濯物が乾きやすい環境を整えます。また、菌や臭いの発生を抑えることができ、衣類の清潔さを保つことができます。
扇風機やサーキュレーターを使用して、湿気を逃す
扇風機やサーキュレーターは、空気の循環させるための便利なツールです。窓やドアを開けてこれらを使うことで、室内の空気は循環され、湿気が逃げやすくなります。また、洗濯物が早く乾くだけでなく、菌や臭いの発生も防げます。
浴室乾燥機を利用する
浴室乾燥機の機種や機能、乾かす衣類の種類や量によって異なりますが、浴室乾燥機があれば洗濯物を2〜4時間程度で乾かすことができます。また、温風の吹き出し口に近い場所に厚手のものをかけたり、間隔をあけたりして干すことで風の通り道ができ、効率よく乾かすことができるでしょう。
いかがでしたか。
乾きにくい梅雨時期の洗濯物は、ちょっとした工夫をすることで乾かす時間を短縮することができます。間隔を空けてみたり、部屋の干す場所を変えてみたりして、洗濯物の効率よく乾かしてみてください。
梅雨時におすすめなTシャツ
なお、Tシャツであれば、Tシャツの素材を変えてみるのもおすすめです。
綿素材は吸水性や吸湿性は高いものの乾きにくいという性質を持ちますが、ポリエステル素材は吸湿性の低い素材なので水や汗が触れてもすぐに乾きます。ポリエステル素材のドライTシャツはスポーツ時や夏だけでなく、梅雨時期にもおすすめですので、毎日の衣類にドライTシャツを取り入れてみてはいかがでしょう。
MS1154 4.3オンスドライTシャツ(ポリジン加工)
ポリエステル100%
ポリジン加工とは抗菌防臭効果が半永久的に持続する機能となり、臭いの原因となる菌の成長を抑制し、臭いの発生を防ぎます。
5888-01 5.3オンス T/C バーサタイル Tシャツ
ポリエステル 90%、綿 10%
ポリエステルと綿の混紡繊維で、綿のような肌さわりが特徴的です。ほどよいゆとりを持たせたサイズ感とダスティーカラーが、旬のストリートコーデに仕上げてくれます。
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