DIYガーデニングとは?
ガーデニングを自分らしく楽しみたいと思うならば、DIYにチャレンジしてみてはいかがですか?
そもそもDIYとは、ディー・アイ・ワイと読み、「do-it-yourself」の略で、直訳すると「自分自身でやる」となり、日曜大工をしたり自ら棚を作ったり、リフォームを行ったりすることをいいます。
そして、DIYガーデニングとはDIYとガーデニングを掛け合わした造語であり、自分で花壇やプランターを作り、植物を育てることを楽しむことを指します。ガーデニングといえば庭をイメージしますが、ベランダでも室内でもできるので、植物をオシャレに見せたいならDIYにチャレンジすることをオススメします。
DIYガーデニング一番のメリットは、すべて自分の好きなようにできること。
もちろん、専門業者にお願いすればイメージに合わせて仕上げてくれますが、どんなテーマにするか、どこに何を置いて、何色にするか…など、自分のイメージで進めることができ、既製品や100均アイテムを上手に利用すれば
低コストで簡単にお気に入りのガーデニングを楽しめるのです。
スノコやレターラックなどをリメイクしてプランターに大変身させたり、網と木箱と結束バンドで棚に仕上げたりと、自分だけのオリジナルアイテムを作ることができるのが魅力。何よりDIYとは、思い描いたことが形になっていくことや上達していくことが面白く、達成感・充実感を得られるため、DIYに費やす時間が楽しみになるのです。
そこで今回は、簡単にDIYガーデニングを楽しめる木箱を使ったアレンジをご紹介します。
木材で作られた箱はどんな植物とも調和しやすく、花やハーブなど植える植物を選びませんので、ぜひこの記事を参考にしてガーデニングを楽しんでみてください。
木箱はメリットがたくさん!木箱を使ったガーデニングの魅力
木箱を使ったガーデニングは、もはやDIYガーデニングの定番中の定番。
ホームセンターで木材を購入してDIYするのはもちろん、野菜や果物の出荷用木箱や荷物を載せるためのパレットなどの古材をリメイクしたり、市販の木箱をプランターとして使用したり、スノコを棚や柵として使用したりすることで、
簡単にナチュラルな雰囲気を演出し、おしゃれ見えすることができるのです。
古き良きアメリカを感じさせるアメリカンビンテージや伝統的な美しさを感じさせるヨーロピアンクラシック、ナチュラルな雰囲気な北欧風など、好みのスタイルに仕上げられるのがDIYの醍醐味ですね。
また、プランターとして使う場合には、植物にとってもメリットがあるのも嬉しいところ。
根腐れしにくい
木製プランターは吸水性が高いために、土に含まれている余分な水分を吸収してくれ、根腐れを予防してくれます。
日差しの影響をあまり受けない
木製プランターは熱を伝えにくいという特徴があるため、プランターの中の土まで熱を通さず、直射日光の熱から守ってくれます。また、土の中の水分が急激に高温になったり蒸発したりする恐れがありません。
土の湿度管理がしやすい
通気性や水はけが良いので、プラスチック製などに比べて湿度の管理がしやすいのが特徴です。シダ植物の仲間であるアジアンタムなど、乾燥や水切れに弱い植物を育てるのに重宝します。
また、プラスチック製ではなく木材を使用することで、SDGsの環境問題の観点から脱プラスチックに貢献できるのです。
このようにメリットがたくさんある木製プランターですが、木材でできたものは木の性質によって変形しやすく、腐食しやすいともいわれています。経年劣化を防ぐためには直接土を入れずに鉢や花瓶を並べて入れても良いですが、何においても経年劣化は生じてしまうものなので、それも味として風化していくのを楽しんでみるものよいではないでしょうか。
木箱を使ったおしゃれなガーデニング実例
ここでは木箱を使った簡単にできるDIYガーデニングの実例を見ていきましょう!
古材風の木箱でハンキング
ベニヤ合板と角材、スノコなどの木材で簡単に作れる木箱。オイルワックスを使えば、簡単に古材風の塗装になります。地面に置いても、三角カンをつけてハンギングにしてもいいですね。
木箱の組み合わせたラック
木箱の底を抜いたものを組み合わせるだけで、素敵なラックに大変身!バスケットとアンティーク調のウッドホイールがあるだけで、カントリー調に仕上げてくれます。
木箱の3連ラック
市販の木箱とラックで作られたディスプレイラックです。木箱そのままでもナチュラルな雰囲気を演出できますが、ひと手間加えるだけでぐっとおしゃれ見えさせてくれます。
木箱とワイヤーネット
室内でもベランダでも、ワイヤーネットに木箱をつければ、とってもおしゃれな空間を演出でます。
ワイヤーネットの代わりにスノコを代用すれば、よりナチュラルな風合いをアップさせることができます。
木箱でローテーブル
もはやガーデニングの要素は少ないですが、木箱を4つ組み合わせれば簡単にテーブルになっちゃいます。木製のリンゴ箱がちょうどいいサイズのようですよ。
木箱ラックとスノコ 室外機カバー
木箱ラックにはブリキ製の鉢と空瓶がレイアウトされ、その背後の室外機はスノコなどを組み合わせて作られています。DIYが手慣れてきたら、このような大物にチャレンジしたいところですね!
今回は木箱を使ったDIYガーデニングについてお伝えしましたが、いかがでしたか。
どれも簡単にDIYを楽しむことができますので、はじめての方もぜひ気軽にチャレンジしてくださいね。