植物用ラックに飾るメリットとは
おしゃれなインテリアとして人気な観葉植物。
空間を明るくしてインテリアを格上げするだけでなく、温かみや安らぎ、新鮮さなどを与え、心を和ませてくれるもの。
部屋の片隅に大型の観葉植物を直置きしたり、窓台に鉢植えをいくか並べたり、天井から吊るしたりと飾り方はさまざまですが、
飾る場所に迷うときには植物用ラックがおすすめです。
植物用ラックとは植木鉢を置く棚のことで、園芸ラックやフラワーラック、花台などとも呼ばれることもあります。そんな植物用ラックは、植木鉢を好きな場所に飾れるだけでなく、高さを出すことによって空間に立体感を演出し、
床に直接置くよりもおしゃれな空間に仕上がります。
また、限られたスペースの手狭な室内でも、一箇所にいくつもの植物をまとめて飾れるため、
ミニガーデンに仕上げることができる
ことが大きなメリット。
部屋の一箇所にまとめて飾ることにより、視線を集めるフォーカルポイントが生まれ、インテリアをより印象的に見せてくれるでしょう。
また、水やりやお手入れも一箇所にまとめることでラクになりますし、高さのあるラックにすれば腰をかがめずに楽にお手入れすることができます。
このようにおしゃれな空間を作れ、かつ実用的な植物用ラックを自宅にレイアウトしてはいかがでしょう。市販されているものにはサイズや高さが様々あり、材質も木材やプラスチック、ステンレスやアルミ、さらにはアイアンなど多種多様。お好みの植物用ラックを探す楽しみもありますが、中には
好みのデザインが見つからない…
起きたい場所に合うサイズが見つからない…
などの場合もありますが、そんな時にはDIYで作ってみることをおすすめします。
DIYは何といっても自分好みのものに作り上げる楽しみがあり、さらにコストを抑えることもできるのが魅力。ノコギリなどの工具は持っていないし、DIYなんて難しそう…と思う人も多いかと思いますが、ホームセンターや100円ショップに出向けば、低コストで材料がそろってしまうものですし、市販のウッドボックスやスノコなどを組み合わせたりするだけで、思いの外、簡単に植物用ラックを作ることができるのです。
そこで今回は、DIY初心者さんも簡単に作れる植物用ラックについてお伝えします。アイアン風に仕上げたり、既製品を塗装してリメイクしたりと色々な実例がありますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
こんなラックが作れるの?!DIY植物用ラックの実例
作れないものはないといっても過言ではないDIY。あくまでも趣味で楽しむためであるものかもしれませんが、素晴らしい作品もあるものです。ここではそんな作ってみたいと思う植物用ラックをご紹介します。
脚立風植物用ラック
こちらは不要になったベビーベッドの柵部分をリメイクした植物用ラック。ベビーベッドの柵の一部をノコギリで切り落とし、2つの柵を蝶番で繋ぎ、板を乗せたシンプルな作りとなっているものの、まるでアイアン素材で作られたようなオシャレな仕上がりです。
スノコと木板で作る植物用ウォールラック
こちらはスノコと数枚の木材を使用したものです。スノコのサイズに合わせて木材をカットする必要がありますが、ホームセンターでは購入した木材をカットしてくれるサービスを展開しているお店もありますので、そのようなサービスを活用すれば、あとは接着剤や釘を使って組み立てて、ペイントするだけですよ。
ハシゴにワイヤーバスケットを取り付けた植物用ラック
不要になった二段ベッドのハシゴが活用できそうな、おしゃれな植物用ラックです。踏板部分にワイヤーバスケットを取り付ければ、あっという間に完成!ワイヤーバスケットの代わりにウッドボックスにしてもいいですね。
スノコと木板で作る植物&スリッパラック
ラック作りにはスノコと木板が重宝します。上段には植物、下段にはスリッパを置く仕様になっており、木の木目に白いステンシルがおしゃれ度をアップ。ナチュラルなインテリアに仕上げるなら、こちらのように白の基調に木目をいれるのがおすすめです。
既製品を男前えテイストに塗装
低価格な既製品を塗装した折り畳み式植物ラック。白っぽい黄色の色合いパイン材がシックな印象に大変身!自作するよりも低コストで仕上がるためDIY初心者さんにオススメですが、こちらのような折り畳み製品は組み立てるのが難しいかもしれませんね。
意外に簡単!?植物や花が映える植物用ラックを作ってみよう
実例をいくつか紹介しましたが、「作ってみたい!」と思うラックは見つかりましたか?
不要になった木材や100均アイテムなどを使えば案外簡単に作れるものですが、DIY初心者さんであれば、何から始めればいいのか分からないかもしれません。ここではDIYの基本的な流れについてお伝えします。
1、まずは何を作るかを決めましょう!
どんな用途でどこに置くもの、どの程度のサイズかを考えたら、何となくでも結構ですので設計図を書いていきましょう。設計図といっても難しく考える必要はなく、下記のようなサイズを書き入れた完成イメージ図の手書きでOK!
2、材料を調達する
必要な材料(材料のサイズや必要な枚数、材質など)を書き出し、調達しましょう。
木材などは失敗した時のために余分に用意すると安心かもしれません。
3、材料を加工する
木材などをサイズに合わせてカットし、紙ヤスリを使って研磨します。
ホームセンターによっては木材カットや工具レンタルサービスなどを行っているお店もありますので、上手に活用しましょう。
4、塗装・組み立て
加工した材料を塗装して組み立てていきます。
組み立ててから塗装する場合もありますが、初心者さんであれば塗装してから組み立てる方が簡単かもしれません。ただし、材料を広げての塗装することになるため、それなりのスペースが必要となりますし、乾かす時間も必要となります。
なお、ツヤを出したい場合にはニスやワックスをかけると美しく仕上がりますので、どんな質感にしたいのかを考えて塗装していきましょう。
以上がDIYの基本的な流れとなります。
何を作るのにもこの手順が基本となりますので覚えておくとよいでしょう。
なお、YouTubeやインスタなどで「DIY」と検索すれば、欲しい情報を手に入れることができますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。