世界的ブームの「ヨガ」に伴うヨガウェア事情
今や世界的なブームとなっているヨガ。
日本国内でも女性を中心に健康維持のためのエクササイズとして人気が高まっています。ヨガ自体は、元々瞑想を目的とした古代インドの宗教的行法のひとつと言われていますが、近代ヨガに関しては身体の柔軟性や健康目的はもちろん、
ファッション視点やインスタ映え的な観点
も相まって、ヨガ技術の向上と共にファッション性も高めるというスタイルが中心になりつつあります。
キレイなヨガを目指しつつ、
オシャレなヨガスタイルを確立する!
というのが近代ヨガの一面とも言えるかもしれませんね。
そんな女性を中心に世界的なブームになっているヨガですが、スタイル・ファッション性重視という点もあり、ヨガグッズはもちろん、様々なヨガウェアが展開されているのもご存じのとおり。
ヨガコーデの定番と言えば、スポーツブラとレギンスですが、締め付け感が好きではない方や体型をカバーしたい方などにはゆったりとしたトップスや股下にゆとりを持たせたデザインのサルエルパンツなど人気があり、一口にヨガウェアと言ってもその種類は様々。
ハイビスカスやパイナップルなどのトロピカルな植物やフルーツが描かれたデザインのものや、使用済みペットボトルのリサイクル素材を使用したサステイナブルなものなど、各国の伝統や最新の技術の詰まったものがあります。
そこで今回は、そんな世界的人気のヨガにおけるウェアブランドと各国におけるコーディネートのポイントなどをご紹介していきます。
オシャレなヨガコーデに欠かせないおすすめヨガブランド
せっかくならオシャレなウェアを着てヨガを楽しみたいもの。モチベーションも格段にアップしますし、こだわりのウェアならストレスなく様々なポーズにチャレンジすることができるでしょう。ここでは、今人気の国内外のヨガウェアブランドをご紹介します。
【日本】yoggy sanctuary(ヨギー・サンクチュアリ)
ヨガスタジオ「スタジオ・ヨギー」を運営するロハスインターナショナルのヨガウェアブランド。「Made in Japan」にこだわった上質なウェアを展開。動きやすさや快適性を追求しつつ、オーガニックコットンや廃棄された網を再利用した素材を使用したサスティナブルデザインです。
【日本】Yin Yang (インヤン)
京都発ヨガウェアブランドのYin Yang。「毎日の暮らしと、自然をつなぐヨガウェア」をテーマに、草木染めとオーガニック素材、再生繊維やリネン等の自然素材を使用したこだわりのブランドです。さらりとした肌触りで、着心地の良さが魅力的。
ヨガを行う時だけでなく、普段着としてもオシャレに着こなせるナチュラルコーデにオススメです。
▼yinyang yoga wear: エシカルヨガウェア yinyang (インヤン)
【カナダ】lululemon(ルルレモン)
レディス向けのヨガパンツの販売からスタートした、カナダ発のヨガブランド「lululemon」。
日本では知る人ぞ知るブランドですが、アメリカでは絶大な人気を誇っています。まるで裸でいるような着心地の良さや頬ずりしたくなるほどのなめらかさ。どんな動きにもフィットするストレスフリーな機能性の高さが特徴です。
▼【ルルレモン公式】ヨガウェア、アクティブウェアのlululemon
【アメリカ】DANSKIN(ダンスキン)
1882年にアメリカで創立したスポーツブランド「ダンスキン」は、タイツやレオタードなどのダンサー向けウェアを扱っていたのが始まり。現在ではしなやかに美しくありたい全ての女性のためのウェアを提供しており、動きやすさを追求し、女性らしいシルエットが特徴的。
▼DANSKIN/公式通販サイト – Brand Official Website
【アメリカ・ハワイ】MAHIKU Activewear(マヒク アクティブウェア)
2012年にハワイ・オアフ島に設立された「マヒク」は、陸でも水の中でも快適にスポーツをたのしめるアクティブウェアを展開。速乾性と伸縮性に優れている素材を使用しており、ヨガやランニング、サーフィンなど、あらゆるスポーツに対応できる優れもの。カラフルでトロピカルなデザインも楽しめます。
【スイス】[sn]super.natural(エスエヌ スーパーナチュラル)
2012年にスイスで誕生した「スポーツウェアの機能性」と「ファッション」を融合させた、日常に取り入れられる機能性ファッションブランド。吸放湿性に優れた天然素材のメリノウールを全てのヨガウェアに使用し、素肌にやさしく、快適な着心地を実感できます。
▼[sn] super.natural – スポーツ・アウトドア・ヨガウェアのエスエヌ スーパーナチュラル
日米欧でここが異なる?!ヨガウェアのコーデポイント
最近のヨガウェアといえば、アイボリーやベージュなどの淡いカラーやくすみがかったようなグレーっぽい色合いのニュアンスカラーが日本の定番。もりとん、これは日本だけでなく海外でも人気なのは海外ブランドの商品を見ればお分かりいただけることでしょう。
また、その組み合わせも
- 1色のワントーンコーデ
- 2色使いのコーデ
- ニュアンスカラーのグラデーションコーデ
- 無地×柄のコーデ
などと、こちらも世界共通です。
では、日本と海外では何が異なるかというと
色や柄の配色
と言えるでしょう。
というもの、色や柄の好みは国民性により意外とはっきりしているので、日本ではベージュやグレー、ブラウンといったベーシックな地味色を選ぶ傾向が高いものの、北欧では白い空になじむ淡色、メキシコやブラジルなどのラテンアメリカの国々では赤やオレンジといった暖色系の鮮やかな色が好まれる傾向があるのです。
そのため、ウェアの配色も自ずと色の好みを反映しているため、落ち着いた色を好む日本より、海外のコーデは色合いや柄が華やかだったりするのです。もちろん、下記のようなニュアンスカラーは近年のファッショントレンドカラーでもあるので、全世界共通の人気。
優しげな女性らしい印象に仕上げてくれるニュアンスカラーマストアイテムでもありますが、シンプル過ぎて面白みにかける…、周りと同じようでつまらない…というならば、下記のような白レギンスはいかがでしょうか?
白レギンスはメリハリのあるコーディネートを簡単に作れ、周りとの差別化を図れます。無地に限らず、柄物のトップスを合わせても上品に見せてくれる優れもの。「下着が透けるのでは?」と心配の方もいらっしゃいますが、生地が2重になって透けにくいものもあるので、そのようなものを着用すれば安心してポーズをとることができますよ。
また、ガラリと印象を変えたいならば、幾何学模様などの柄レギンスとカラフルなトップスを取り入れてみてはいかがでしょうか?
周りと差をつけることはもちろん、手軽に海外の気分を味わえたり、モチベーションアップになったり、SNS映えしたりとオススメです。さらにエネルギッシュなコーデを楽しみたいならば、
こちらのような上下セットの柄×柄もおすすめ。
ファッションコーデでは柄物は無地と組み合わせるのが基本ですが、ヨガウェアの組み合わせではあえて柄物をコーデする自由なスタイルも海外では人気ですよ。
いかがでしたか。
ヨガウェアにはトップスもボトムスも多くのアイテムがあります。ヨガ初心者にとってはコーディネートが難しく感じることもありますが、ヨガコーデに不正解はありませんので、自分らしいヨガウェアのコーデをぜひ楽しんでみてくださいね。