TシャツもOK?!ビジネスシーンにおけるカジュアル化
在宅勤務やテレワークなどの勤務形態の多様化に伴い、男性のビジネスシーンにおけるファッションのカジュアル化が進んでいます。これまでオフィス勤務の場合には、スーツの着用が義務化していた会社も少なくありませんが、最近では
スーツ+Tシャツ
テーラードジャケット+パンツ
といったカジュアルコーディネートが定番になりつつあるようですね。
もちろん、ビジネスファッションのカジュアル化が先行していたGAFAをはじめとしたアメリカ企業の影響もあるでしょう。Apple創業者の故スティーブ・ジョブス氏といえば、黒のタートネックにジーンズとスニーカーが定番のスタイルで、新作発表会を行っていましたね。
日本人の感覚からすると、いくらなんでもカジュアル過ぎるだろう…とは思っていましたが、日本でもノーネクタイやポロシャツというようなビジネスシーンにおけるカジュアルスタイルの時代が訪れたというわけです!
とはいっても、ビジネスシーンでのTシャツの着用に関しては、
「衿がないTシャツを着てもいいの?」
と思う人も少なくありません。
ですが、ジャケットに合わせるコーディネートは着こなし次第で
適度なカジュアルダウンを図ることができ、反対に堅苦しいイメージを払拭できるのです。
まぁ、業界的に大切な会議や商談のときには不向きな場合もありますので、TPOに応じたコーディネートを意識する必要はありますが、仲間のファッションがカジュアルになってきた、在宅勤務でweb会議もない、というときには、ぜひYシャツではなく、Tシャツの着こなしを楽しんでいただきたいものです。
スーツはやめたいけど、どう着こなせばいいの?
好印象を与えるコーディネートを知りたい!
などなど、どのようにコーディネートしたらよいのか悩んでしまう人も多いようなので、今回はビジネスシーンに馴染むTシャツ&ジャケットスタイルをご紹介します。いつもおしゃれですね!なんて女性から声を掛けられてしまうような、カッコいい着こなしの参考にしてください。
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おしゃれに着こなす!ジャケットとTシャツの選び方
Tシャツをジャケットのインナーとして着用すれば、Yシャツように衿がないだけでリラックスできたり、衿袖汚れやシワなどを気にしたりする必要がないため、Yシャツに比べてうれしいことばかりですが、Tシャツをインナーとして着用するポイントはいくつかあります。
まずはシルエットについて。
カジュアルウェアの代表ともいえるTシャツだけに、ジャケットとTシャツのコーディネートは選び方次第ではどうしてもルーズな印象を与えてしまいがちです。そのためジャケットもTシャツも
ビックシルエットではなく、ジャストサイズを選ぶことがポイント。
ジャケットは肩パッドが薄く、着丈は短めのもの(お尻が全部隠れてしまわない程度)にするとカジュアル感を出せます。
なお、Tシャツはパンツアウトして着るのが一般的なので、ジャケットの裾から見えない着丈を選ぶとよいでしょう。ジャケットの裾からTシャツが見えてしまうとだらしない印象になってしまいますので、選ぶときにはS・M・Lといったサイズ表示だけではなく、着丈や身幅もチェックすることをお忘れなく。
次にTシャツについて。
Tシャツでありながらも品良く見せることが鍵。
Tシャツの素材に関して、着る洗いざらしのTシャツはヴィンテージライクな印象になってしまいますので、ビジネス向けには
・生地に光沢感があるもの
・透けない程度に生地の厚いもの
・シワがつきにくいもの
を選びましょう。
素材を意識するだけで、清潔感や誠実さといった好印象を与えることができますのでおすすめです。
また、色はブラック・ホワイト・ベージュ・グレー・ネイビーなどの定番色で、無地がボーダーのシンプルなデザインを選びましょう。キャラクターが描かれたものや派手な色はビジネス向けではありませんのでご注意を。
そして、Tシャツの襟は、首の周りにぴったりとした丸いクルー・ネックや首元がV字型になっているVネック、襟元にやや高さがあるモックネックなどの
首元が開きすぎないアイテム
を選んでください。
首元が開きすぎているTシャツはセクシーに見えたり、だらしなく見えたりしますので、鎖骨がチラ見えする程度の緩すぎず、詰まりすぎないものが良いでしょう。
なお、襟は使用しているうちにヨレてしまいがちですが、ヨレているTシャツもだらしなく見えて良い印象を与えないので、アイロンでヨレを直したり、洗濯時に工夫したり、交換することをおすすめします。
過去記事「▼Tシャツプリントの製作費用とクオリティは比例する?!」でも紹介しておりますが、
・United Athle 5942-01 6.2OZ プレミアム Tシャツ
・United Athle 4252-01 オーセンティック スーパーヘヴィーウェイト7.1オンス Tシャツ
・Printstar 00148-HVT 7.4オンス スーパーヘビーTシャツ
などは型崩れしにくく、年数が経ってもへたってきにくい耐久性抜群なものです。
このようにUnited AthleやPrintstarのプチプラTシャツでも、1年間着用しても首リブがあまりヘタらないものもありますので、素材と質を見て選ぶのと良いでしょう。
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自由度が増すコーデを楽しもう!Tシャツ&ジャケットスタイル実例
ここでは実際にどんなコーディネートがあるのか見ていきましょう。セットアップに合わせたスタイルとジャケパンスタイルに分けでご紹介します。
セットアップスタイル

ネイビーのセットアップにベージュのTシャツを合わせた、春夏におすすめ爽やかな印象のコーディネートです。

同じくネイビーのセットアップですが、ブラウンのTシャツでシックな印象で大人の落ち着いた雰囲気を演出しています。
ジャケパンスタイル

グレーのジャケットに白Tシャツのモノトーンコーデ。
ビジネスにもプライベートにもおすすめです。

黒Tシャツを合わせたスタイリッシュなコーディネート。
Tシャツの色は。明るいカラーであれば爽やかな印象に、ダークカラーであればシックでクールな印象になります。

白Tシャツとチノパンでよりカジュアル感のあるコーディネート。
カジュアルな印象が強まりますが、エンジニア系やデザイン系な着こなしとして人気のスタイルです。

クリエイティブな印象が強いコーディネート。
ボーダー柄はボーダーの幅で印象が変わり、太めであればよりカジュアルな印象になりますので、細めを選ぶとビジネスでもおしゃれに着こなせます。
いかがでしたか。
定番のYシャツコーデを卒業して、光沢感があり上品に見えるTシャツで大人のおしゃれを演出してみてください。なお、無地Tシャツでシンプルすぎるなと感じた場合には、時計やハンカチなどの小物でアクセントをつけると良いでしょう。