場所場所で様々な形状を織りなすジャンクションの橋梁
普段、車を運転する人にとっては聞き馴染みのある「ジャンクション」。
高速道路の行先が分岐する交点をジャンクションと呼び、そのやり直しのきかない分岐点に差し掛かると途端に緊張して手に汗握るというのが、サンデードライバーの宿命かもしれませんが、○○ジャンクションという名前自体は多くの方で馴染みがあるのではないでしょうか?
ところで、ちょっと話は逸れますが、
インターチェンジとジャンクションって何が違うの?
と思った方は、なかなか目の付け所が良いのですが、国交省によると、インターチェンジは一般道と高速道路を接続する施設でジャンクションは高速道路同士を接続する施設だそうです[1]。
まぁ、ドライバー豆知識として覚えておくと何かの時にイキれるかも(笑)
それで、今回はそんな高速道路におけるジャンクションのお話になりますが、普段車ではジャンクションを通るけど、そのジャンクションを下から見たことはありますか?っというお話です。
近年、スマホカメラの性能が各段に向上し、より高画質で綺麗な写真が撮れるようになったことで、写真の魅力について再評価されつつあることは説明の余地がありません。
何はともあれ、この写真をご覧ください。
どうです?
この複雑に入り組む橋梁群
人工の建造物マニアの方には垂涎の的とも言える複雑な構造のジャンクションで、こちらは都心部、首都高速の中心部とも言える箱崎ジャンクションを下から撮影したものですが、
全国にはこうした魅惑のジャンクションが幾多も存在する
という点がマニア心をくすぐるのです!
そもそも写真撮影のジャンルには、人物や建築、風景、乗り物、ブライダルなど15種類程度のカテゴリーが存在しており、ジャンクションも人口建造物ということで建築物に含まれるものではありますが、かなりニッチなジャンル・・・
とは言え、こうした光景に心を奪われる人が増えているのも事実で、これもまた高画質カメラの普及やSNSの波及効果とも言えるでしょう。また、SNSでの発信という観点では、全国各地にあるジャンクションを巡れば
当面ネタが尽きることがない
という点も重要な要素と言えます。
今回の記事では、そんなマニア心をくすぐる「高速道路ジャンクションと橋梁の魅力」について色々とご紹介していきます。
時間帯によって全く別の表情を見せる橋梁群
これまでの写真撮影のジャンルの常識を覆す、新たな写真のジャンルとして確立しつつある高速道路のジャンクションを写真。人気が高まりつつある新たな写真ジャンルとして、そのほかにも
工事用タワークレーン
自動販売機と風景
なるほど、なるほど・・・
たしかにニッチではありますが、あまりに日常的な風景ではあり、そこにあまり価値観を見いだせなかったような構図でも、SNSで拡散されることで魅了されていく人が増えているのも分かる気がしますね!
そんななかでも注目を集めているひとつのジャンルが高速道路のジャンクションという訳で、日本国内の高速道路網を考えただけでもその数は果てしないのですが、日本に限らず諸外国にもジャンクションは存在するので、
その魅力に憑りつかれてしまうと、まさに沼
風景写真なども同じですが、同じ被写体でも朝撮る写真と夕方撮る写真、夜間に撮る写真とでは、まったく違った表情を見せることは決して珍しい訳ではありません。
特に都心部の高速道路ともなれば、十分に夜景スポットにもなりうるので、以下のような意識高そうな写真を収めることもできるのです。都内でも知名度の高い首都高速「浜崎橋ジャンクション」の夜明け付近の写真です。
※Googleマップ:https://goo.gl/maps/RqGY1d1BnjnYjt4y5
ジャンクションの形状としてはシンプルですが、この構図がシビレるんですよね!
高速道路の橋梁とオフィスビル、そして東京湾につながる水路に船が何艘か停泊しているという構図が、写真映えすること間違いなし!デートにも良い場所かもしれません。
ここで、スタッフbオススメの高速道路ジャンクションを2つご紹介します。
東京都内だと首都高4号線「西新宿ジャンクション」
未来都市感が半端ない!
大阪府内だと16号大阪港線「阿波座ジャンクション」
なんか、ラスボスがいるダンジョン感が最高ですよね!
どれも高速道路を運転していると感じることはできませんが、実際に下からジャンクションを見るだけでも、本当に人間って凄いな!なんて感じることもできちゃいます。写真に収める愉しみもあれば、これまでに感じたことのない感情を楽しんだりと、実はジャンクションには魅力が満載なのです。
パワーワードは「ジャンクション萌え」写真ジャンルとして確立?!
このように、高速道路のジャンクションに魅せられた方々が、全国各地のジャンクションを巡ってその写真を撮ってSNSで発信する。こうした行動を「ジャンクション萌え」などと言ったりするようで、写真撮影のジャンルとしてはすでに確立されていると言っても過言ではありません。
なんなら、自身で撮影したお気に入りの一枚を記念として、
インクジェットプリントでTシャツ化して欲しい
と思ってしまうのは、職業病として聞き流してもらいたいのですが、全国にはまだまだ魅力的なジャンクションは多くありますので、
- 構図が素晴らしいジャンクション
- 複雑すぎて魔界のようなジャンクション
- ユニークな形状のジャンクション
など、まだ皆さんが気づいてない魅力を求めて、色々と探してみるのも楽しみ方としてはアリなのではないでしょうか?
もちろん、冒頭でもお伝えしたように特に海沿いや川の上などのジャンクションは、
朝・昼・晩でまったく表情が異なる
ので、それなりに写真撮影スキルも必要になるかもしれません。
ただ、今のスマホカメラならその辺は自動で補正してくれると思いますので、初めてこのニッチなジャンルに足を踏み入れようと考えている方は、まずは雰囲気を確かめるだけでも良いので、現地に足を運んでみましょう。
都内のナイトスポットとして萌える写真が取れそうなおすすめジャンクションは
- 江戸橋ジャンクション
- 神田橋ジャンクション
- 辰巳ジャンクション
- 箱崎ジャンクション
- 両国ジャンクション
- 西新宿ジャンクション
あたりから狙ってみてはいかがでしょうか?
(場所はググってくださいね)
あ、撮影に行く前に下記記事などもチェックしておいてくださいね!
脚注
- 道路:道の相談室:道路についての定義・用語 - 国土交通省, 2023-06-02, https://www.mlit.go.jp/road/soudan/soudan_01b_05.html