• Home
  • /
  • Tplantブログ
  • /
  • スマホでも簡単!美しい夕焼けシルエット写真の撮影テク
スマホでも簡単!美しい夕焼けシルエット写真の撮影テク

スマホでも簡単!美しい夕焼けシルエット写真の撮影テク

Staff B / 2021年7月26日

脱「どっちつかず」写真!スマホで撮るキレイな夕焼けシルエット写真

こんにちは!スタッフbです。

 

7月も後半、真夏のような厳しい暑さが続いておりますが、一方で日も長くなって、ますます夏らしい雰囲気を感じれるようになってきました。

 

あいにく長引くコロナ禍の影響で各地のイベントや活動は、引続き自粛ムードではありますが、せっかくのバカンスの夏!、暑さも含めてそのバカンスを満喫したいと思います。
(スタッフbは一年中バカンス気分ですけどね・・・)

 

さて、今日のテーマは当ブログ内でも人気の

 

「スマホカメラでキレイな写真を撮ろうシリーズ」

 

前回の記事ではナイトショットにフォーカスし、スマホカメラでも夜景が綺麗に撮れるテクニックやポイントをご紹介(▼スマホで撮った夜景のザラザラ感はなぜ生じる?!ISO感度と高感度ノイズの関係)しましたが、今回ご紹介するのは

 

夕焼け写真

 

これ、実はスマホで撮影するのが一番難しいと言われているんですよね。
みなさんもご想像のとおり、だんだんと地平線に沈んでいく夕日って、撮影する場所によっても表情が異なりますし、さまざまなグラデーションを織りなし、目で見る限りは幻想的な光景が広がるのですが、写真に収めると

 

えっ?こんなもん?ぜんぜん神秘的じゃない

 

ということがしばしば・・・
その目で見た光景と写真とのギャップに落胆したという経験をされた方も多いのではないでしょうか?

 

この幻想的な写真なら「いいね」がたくさん付くだろうと目論んでいたのに、なんだか良くわからない写真になっちゃったという経験を踏まえ、何度か夕焼け写真の撮影にチャレンジするものの、自分が納得できる写真が撮れたことは一度もない。

 

そうなんです!本格的な夕焼け写真を撮るには、

 

それなりの機材や技術、そして経験が必要なんです

 

たしかに最近のスマホカメラの機能は、一眼レフ並みのスペックを兼ね備えつつありますが、細かな設定はほとんど自動で設定されますし、アンダーで撮ってRAW現像でシャドウを持ち上げる、なんてテクニッックを駆使している人はごく少数でしょう。でも、

 

細かな設定が不要で手軽に撮影できること

 

がスマホカメラのメリットでもありますので、敢えてプロ並みの夕焼け写真をスマホで撮るのではなく、こんな感じの

 

Photo by Steve Gale on Unsplash

夕焼けシルエット写真にチャレンジ

 

してみるのはいかがでしょうか?

 

お~、なかなかいい感じ!
フォトTにしたらクールな感じに仕上がりそうな写真素材です。

 

目の前の夕景を見たままに撮ろうとすると、被写体が「空・地上」となり、
地上に合わせると盛大に白飛びが発生するし、空に合わせると地上が黒潰れ、、どこに明るさを合わせて良いのか、悩みます。

 

それが夕焼けシルエット写真ならば、

 

・面倒な設定は全てスマホカメラにおまかせ
・黒つぶれを活かした素敵なデザイン
・ISO感度を上げ過ぎる必要がないのでずノイズが抑えられる
・なにより手持ち撮影で手軽に撮影できる

 

といったさまざまなメリットがあるのです。

 

今まで、何とかして映える夕焼け写真を撮ろうと躍起になっていた自分ですが、そもそもスマホカメラでは限界がありますし、技術や経験なんてもちろんない・・・、でも撮影の構図には自信がある!

 

だったら夕焼けシルエット写真

 

の方が絶対的にオススメなんです!

 

なので今回の記事では、この「いいね!」がたくさん付きそうな「夕焼けシルエット写真」の撮り方から、スマホ撮影時の設定ポイントなどを色々とご紹介しちゃいます。もちろん、オシャレな夕焼けシルエット写真が撮れた暁には、

 

TplantまでフォトT制作のご依頼もお願いしますね(笑)

 

▼関連記事
センサーサイズが変われば画質も変わる?スマホのイメージセンサーについて

 

構図やコントラストを意識してオシャレなフォトTを作ろう

まず、こちらの写真をご覧ください。

 


Photo by Slava on Unsplash

 

クールすぎる!

 

シルエット写真になるので、被写体である女性の細かな表情などは当然見えない写真となりますが、夕焼けシルエットにおいては、

 

細かなディティールより構図やコントラストを意識する

 

ということが重要となります。
これらの写真の多くは、スマホカメラでも十分撮影でき、特別な撮影の知識や技術、三脚なども使わずに手持ち撮影されているので、みなさんでも十分にこれくらいのクオリティの写真を撮ることができるのです。

 

もうひとつ参考にしたい写真を見てみましょう。

 


Photo by guille pozzi on Unsplash

オシャレですね~

 

フォトTとしても、とても様になる構図の写真です。
人物より手前の地表部分は、黒つぶれして細かな情景が掴み取ることができませんが、

 

これはこれで作品としては十分意義のあるもの

 

に仕上がっていますし、見る側としても「夕焼けのシルエット写真なんだな」とパッと見で伝わってくるので、決して撮影失敗したんだなとは思われないはずです。

 

ちなみに、下記はスタッフbが過去にiPhoneで撮影したワイキキでの夕日写真

 

 

多少画質良くても、シルエット感が足りずにどっちつかず写真にwww

 

実は、オシャレなシルエット写真をスマホで撮影するためには、ちょっとした操作が必要なのも事実。もちろん、機種ごとにその設定方法は多少異なるかもしれませんが、ちょっとした操作ひとつで簡単に夕焼けシルエットを撮影することができるんです!

 

ここでの重要なポイントは、敢えてに高階調な夕焼け写真を狙うのではなく、

 

構図を活かしたオシャレなシルエット写真に仕上げる

 

という考え方が大切なのです。
次の章では、実際にスマホカメラでのシルエット写真の撮影テクニックについてご紹介していきます。

 

▼関連記事
画素数だけではない!? 画質を左右するスマホカメラのスペックについて

 

スマホカメラの限界を知りメリットを最大限引き出そう!

SNSなどにアップされているオシャレな夕焼けシルエット写真の多くは、やはり夕日が織りなすグラデーションなどを主役としているため、同じ写真に写る建物や人物といった細かなディテールには、あまりこだわっていないケースが多いです。

 

 

この写真に写っている人物の細かな表情や動作までは掴めませんが、

 

その場の雰囲気が伝わってくるかがポイント

 

となるので、単にシルエットになっていれば良いという訳ではありません。
実際にスマホで撮影する際には、当然被写体は夕焼けの空となるので、空の比較的明るい部分をタップして、空にピントと露出が合うよう設定します。

 

そして、空にピントを合わせることによって、

 

その他の暗い部分がシルエットになっているはず!

 

はい、これで夕焼けシルエット写真の完成!

 

スマホの画面上では、全体的に暗く感じる部分もあるかもしれませんが、シルエット感が不足していたり、夕日の明るさが不足するようであれば、必要に応じて露出を調整することが可能です。

 

露出に関する詳細も上記「▼スマホで撮った夜景のザラザラ感はなぜ生じる?!ISO感度と高感度ノイズの関係」にて取り上げているので、合わせて参考にして欲しいと思いますが、iphoneの場合、OSのバージョン等によって違いがあるかもしれませんが、下記のような画面

 


(夕焼け素材じゃなくて申し訳ない・・・)

 

シャッターを切る前に被写体をタップして、太陽マークが表示されている状態で指を上下にスワイプすることで、露出を調整することができるのです。上にスワイプすればその部分が明るくなり、下にスワイプすれば暗くなります。

 

これが露出調整です

 

つまり、夕焼けシルエット写真を撮るには

 

1、空の部分をタップしてピントを合わせる
2、必要に応じて露出調整を行う
3、空のグラデーションやシルエットが良い感じになったらシャッターを切る

 

うんうん、なるほど!
・・・って、これだけかい?!

 

とツッコミが入りそうな空気感・・・
スマホ撮影時にはみんな当たり前のようにやってるような気がしますが、意外と黒つぶれしたシルエットは、直感的に避けてしまう傾向にありますので(なんとか明るくしようとする人が多いのではないでしょうか?)、

 

そこを上手に活用してオシャレに魅せる

 

のが夕焼けシルエット写真の醍醐味なのです。

 

スマホカメラではある程度限界もありますので、夕焼けのキレイなグラデーションを撮りたい!という目的を最大限引き出すためにも、その他の被写体はシルエット化させるというテクニックを覚えておくと、きっと写真での表現の幅が広がるはずです。

 

ぜひ試してみてください!

 

▼関連記事
スマホでキレイな写真を撮るための指標「F値」「ダイナミックレンジ」とは?

Staff B
Staff B

オシャレとお酒に目がない意識高い系アラフォー女子。人一倍こだわりが強く妥協が許せない性格。お給料の大半を洋服やコスメといったドレスアップに浪費するも、最近は着飾って出掛けるところがないのが最大の悩み。リモートワークを邪魔してくる愛猫との縄張り争いが耐えない毎日を過ごす。