ヴィンテージTシャツの魅力とは?
アメリカンヴィンテージのレトロ感が好きな人や、人とは違ったファッションを楽しみたい人に、にわかに人気を集めているヴィンテージTシャツ。
でも、ヴィンテージTシャツってただの古着のTシャツとは何が違うの?と疑問を持つ人もいると思いますが、古着とは人が一度でも着用したことがある服であることは言うまでもありませんが、そのなかでもヴィンテージTシャツとは希少性・希少価値の高い年代物の総称なのです。
ヴィンテージTシャツとして扱われることが多いのは、主に次の3つが挙げられます。
- ムービーTシャツ
- バンドTシャツ
- アドバタイジングTシャツ
※アドバタイジングTシャツとは企業などが宣伝のために作った大胆なロゴがプリントされたTシャツのこと。
いずれも60年代から90年代くらいのアメリカなどで作られたTシャツがほとんどですが、ヴィンテージTシャツの魅力は、何と言っても、その年代の独特なデザインと風合い!
昔の映像を見ると、今でもカッコイイと思ったり、レトロ感が良いと思ったことはありませんか。日本にはないイラストやロゴのデザイン、古着ならではの色褪せ感など、現代にはないデザインやレトロ感に出会えるのがヴィンテージTシャツならではの魅力でしょう。
トレンドに流されないヴィンテージTシャツがあれば、全身を古着でまとめて当時のファッションを再現したり、古着をミックスしたコーディネートを楽しんだりと、ファッションの幅が広がります。
人とは違ったファッションを楽しみたい!
当時のファッションを楽しみたい!
というように、人とかぶることなく個性的なファッションを楽しめるものヴィンテージTシャツの魅力と言えるでしょう。
そこで今回はヴィンテージTシャツについての紹介と古着・MIXコーディネート実例をご紹介します。どんなファッションを楽しめるのか見ていきましょう。
ヴィンテージTシャツのデザインをご紹介!
ヴィンテージTシャツにはどのようなデザインがあるのか、その種類についてご紹介します。年代によっても特徴があるので見ているだけでも楽しめるはず。好みのデザインを見つけたら、ぜひ古着屋さん巡りをしてみてください。同じデザインを探すことはとても難しいことですが、きっと新たな出会いがあるでしょう。もちろん、そのデザインを参考にして自分なりのオリジナルTシャツを作るものオススメです!
バンドTシャツ
こちらはビートルズの70年代から80年代に作られたTシャツ。レコードジャケットをプリントしたものや、彼らをイラストにしたものなど、世界的に一世を風靡したビートルズのTシャツは今もなお作られ続けています。
こちらはヴェルヴェット・アンダーグラウンドの1967年のアルバム「The Velvet Underground and Nico」のジャケットをプリントしたTシャツ。アンディ・ウォーホルがデザインしたバナナは世界一有名なバナナと言っても過言ではないでしょう。
ムービーTシャツ
1979年公開映画「マッドマックス」の80年代に作られたTシャツ。2015年に「マッドマックス」シリーズの第4作シリーズが公開され、当時のTシャツはさらに人気が高まりました。
1968年公開映画「猿の惑星」シリーズの90年代に作られたTシャツ。ボティの多少の色褪せとプリント部分の劣化がヴィンテージTシャツならではの魅力ですね。
カレッジTシャツ
アメリカ合衆国のウィスコンシン大学の70年代のフットボールTシャツ。赤やオレンジなどは色あせしやすいものの、あまり色あせしてない、とても状態の良いヴィンテージTシャツですね。
キャラクターTシャツ
年代は不明ですが、ミッキーのチャンピオンのヴィンテージTシャツ。ディズニーやスヌーピーなどの王道キャラクターはもちろん、アメリカならではのキャラクターTシャツは見逃せませんよ。
ワーナーブラザーズの90年代のTシャツ。1997年にジョーダンが主演映画「スペース・ジャム」のバスケットボールチーム「Tunes Squad」のロゴと、バックスバニーなどのお馴染みのメンバーが大きくプリントされた一枚。
アドバタイジングTシャツ
年代は不明ですが、バドワイザーのヴィンテージTシャツ。色鮮やかなボディーのイエローとロゴプリントが目を引く一着。バドワイザーといえば、アメリカの国旗の色と同じようなホワイトにレッドとブルーの印象ですが、当時のロゴカラーはイエローだったのかと思わせる色使いですね。
誰もが知っているアメリカの老舗飲料メーカーのペプシコーラの90年代のリンガーTシャツ。誰もが知っているペプシのロゴマークのプリントには多少ひび割れが入っているものの、ヴィンテージならではの味わいと言えます。
古着・MIXコーデ実例
一口にヴィンテージTシャツといっても、色やプリントのダメージは様々。90年代の美品ともなれば、現在ヴィンテージライクな新品で販売されているものと、さほどそん色のないものも多いでしょう。ここでは、ヴィンテージTシャツと合わせる古着・MIXコーデをご紹介していきます。
>こちらは古着ショップスタッフによるコーディネートですが、80年代ミリタリーTシャツに60年代のボウリングシャツを羽織った、まさに古着をMIXさせたスタイル と言えますね。
こちらも上記の古着ショップスタッフによるコーディネート。イングランド出身のロックミュージシャン「ロバート・アンソニー・プラント」のヴィンテージTシャツに、1964年にリーバイスが発売したスタプレを合わせた、キレイ目な印象のコーディネートですね。
リンガーTシャツの年代は不明ですが、白パンツとの組み合わせでワントーンコーデが決まっています。首や袖のパイピング、ベルト、サンダルがアクセントになっています。
こちらはAPCのブランドロゴTシャツなのですが、Tシャツボディーの色とロゴプリントがヴィンテージ風を演出。さらに、ダメージ加工を施したジーンズと履き込んだレースアップブーツが古着・MIXコーデに仕上げてくれています。
いかがでしたか。
色落ちの風合いが魅力的なヴィンテージTシャツは、素材によってプリントの雰囲気や色落ちの仕方などに差があります。また、生地や縫製技術もそれぞれ異なり肌触りも様々ですので、デザインだけを重視するのではなく、着心地にも注目して、ぜひお気に入りの一着を探してみてください。
また、当時のファッションを楽しみたくても古着に抵抗を感じてしまう人もいるかもしれませんが、そんな方は当時のデザインを再現したヴィンテージ風Tシャツで古着・MIXコーデを楽しんでみてはいかがでしょうか。