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オープンエンド糸を使用した極厚Tシャツ

アメカジテイストならコレ!生地から選ぶオリジナルTシャツ作り

Staff B / 2024年4月5日

アメリカンに仕上げるならオープンエンド糸の生地を選ぶ


こんにちは、スタッフbです。

汗ばむくらいの暑さを感じるようになってきましたが、みなさんお元気ですか。


今回はアメカジをはじめ、スケーターやHIPHOPなどのストリート系のオリジナルTシャツ制作におすすめの無地Tシャツについてお伝えします。


というのも、いざオリジナルTシャツのデザインを作っても、


意外に悩んでしまうのが、Tシャツの種類なんです…。


Tシャツの生地については、過去記事「Tシャツを選ぶときの超重要ポイント! oz(オンス)とは」でも紹介していますが、実際にTシャツを選ぼうを思っても、同じようなTシャツばかり並んでいると、どれを選べばいいのか悩んでしまいがち。


基本的には用途に応じて、


  • 生地の素材や厚み
  • シルエット
  • サイズ
  • プリント方法


などで絞っていくことになりますが、アメカジ風に仕上げるためには


「オープンエンド」という表記をチェックしましょう。


オープンエンドとは糸の製造方法の一種であり、空気の流れで短い繊維を撚る構造になっている糸を「オープンエンド糸」といい、


アメリカのTシャツの多くはオープンエンド糸で作られているんです。


特徴としては、繊維の中に空気が多く含まれていたためボリューム感があるものの吸収性や速乾性に特化しています。また、繊維が均一に揃っていないために、表面はゴワゴワした硬めの風合いで、


タフな作りとシャリ感のあるラフなで爽やかな生地感が魅力!


ちなみに日本では、肌触りが良く、しわにもなりにくい、しめ縄をつくる原理で紡績される「リング糸(リングスパン)」が主流なので、アメカジ風やストリート系のTシャツを作るのならば、オープンエンドのTシャツを選ぶことが納得のいく仕上がりに近づく秘訣となります。


▼関連記事

オープンエンド糸とは



無地でもサマになる!オープンエンドの肉厚半袖Tシャツ5選


アメカジテイストやストリートライクなTシャツ作成には「オープンエンド糸!」と、お伝えしたところですが、なお且つ、生地の厚みもチェックしましょう。ちなみに、アメリカ製Tシャツメーカーといえば、CAMBER(キャンバー)やPro club(ポロクラブ)、Champion(チャンピオン)などが有名ですが、


その魅力はなんといっても重量感のある極厚生地。


ヘビーウェイトといったら通常5.6オンス以上のTシャツを指しますが、上記のブランドは7オンス以上の極厚のスーパーヘビーウェイトが多くラインナップされています。

その特徴としては


  • 1枚でもサマになる
  • 白Tシャツでも透けにくい
  • 汗シミが気にならない
  • 糸の密度が濃く、耐久性がある
  • 洗えば洗うほどに柔らかい風合いが増す


など、さまざまなメリットがたくさんあるんです。

ここでは、オープンエンド糸を使用した、アメリカンな雰囲気をまとった肉厚Tシャツを5つご紹介します。



4277-01 7.1オンス オープンエンド ラギッド Tシャツ

4277-01 7.1オンス オープンエンド ラギッド Tシャツ

https://tplant848.com/product/0427701

サイズ:M〜XXL

カラーバリエーション: 6色


今のストリート系ファッションを体現した、大きめのアームホールと大きすぎないルーズフィットな仕上がりです。ざっくりとした風合いでPro clubのような首元の詰まったリブが特徴的。オープンエンド糸を高密度に編み、ドライな質感とシャリ感で清涼感のある一着です。



4411-01 9.1オンス マグナムウェイト ビッグシルエット Tシャツ

4411-01 9.1オンス マグナムウェイト ビッグシルエット Tシャツ

https://tplant848.com/product/0441101

サイズ:M〜XL

カラーバリエーション: 10色


今回紹介するアイテムの中で最も肉厚な9.1オンスのビッグシルエットなTシャツです。

「アシッドカーキ」「アシッドブルー」「ヴィンテージナチュラル」などのアースカラーが特徴となり、無地でもかっこよく、クラシカルな着こなしを楽しめます。



4252-01 オーセンティック スーパーヘヴィーウェイト7.1オンス Tシャツ

4252-01 オーセンティック スーパーヘヴィーウェイト7.1オンス Tシャツ

https://tplant848.com/product/0425201

サイズ:XS〜XXL

カラーバリエーション: 7色


U.S.コットン100%の7.1オンス生地の分厚いTシャツです。

太いオープンエンド糸で編み立てた生地は、ナチュラルな風合いでざっくりとした着心地。洗えば洗うほど肌に馴染み、独自の風合いを楽しめます。首リブはダブルステッチで、肩の縫い代には衿伏せテープが施されているため、耐久性を極めた仕上がりです。



4253-01 オーセンティック スーパーヘヴィーウェイト 7.1オンス Tシャツ(ポケット付)

4253-01 オーセンティック スーパーヘヴィーウェイト 7.1オンス Tシャツ(ポケット付)

https://tplant848.com/product/0425301

サイズ:S〜XL

カラーバリエーション: 4色


上で紹介した7.1オンスTシャツのポケット付き。

オープンエンド糸の独特なドライな質感は、洗うたびにヴィンテージ感が増していきますので、タフで無骨な表情を醸し出してくれます。



OE1119 オープンエンド マックスウェイト バインダーネック ポケットTシャツ

OE1119 オープンエンド マックスウェイト バインダーネック ポケットTシャツ

https://tplant848.com/product/oe1119

サイズ:S〜XXL

カラーバリエーション: 8色


ミリタリーやヴィンテージアイテムなどによく使われているバインダーネック。身頃を衿で挟むように縫い付けているため、丈夫で伸びにくい仕様になっています。ポケット付きで、ザックリとした風合い、アーミーグリーンやデニムなどカラーバリエーションも見逃せません。



ちなみに、肉厚な生地だと暑いのではないか?と思われる人もいるかと思いますが、Tシャツの生地は薄手になるほど風を通しやすく涼しく感じるものの、薄いことで吸水性に限りがあり、たくさんの汗をかく場合にはずぶぬれ状態になってしまうのです。


そして、そのような状態になってしまうと風を通さなくなり、より暑さを感じてしまうため、夏こそシャリ感のあるオープンエンド糸の厚手のTシャツがおすすめなんですね。



アメカジテイストやストリート系Tシャツを作るコツ


Tシャツのデザインはワンポイントでシンプルなものもあれば、カラフルでポップなものなどさまざまです。ここではアメリカンなヴィンテージやストリートライクなデザインを作るコツを紹介します。



ロゴやイラストは大きめに


代表的なアメカジTシャツやヴィンテージTシャツといえば、インパクトのある大きなロゴが特徴のカレッジTシャツ。

小さめなプリントデザインはシンプルに仕上がりますが、アメカジテイストやヴィンテージ風に仕上げるならばかっちりとした大きめのロゴデザインにしましょう。


インクの数および色はテイストに合わせよう


プリントに使うインクの数やカラーは、テイストに合わせて決めましょう。アメリカンレトロに仕上げるならば、ワンカラーや2色使いがおすすめ。Tシャツのカラーに合わせたシックな配色にすることで、全体が引き締まりおしゃれに仕上がります。


また、スケーターやHIPHOP系の賑やかな感じにしたければ、多色使いで、はっきりとした色調で仕上げましょう。


なお、デザインの配色に自信がない場合には、ワンカラーや2色使いといった具合に、あえて色の数を減らしてシンプルを心がけることで、かっこよく仕上がります。



写真の入れ込みはモノクロやレトロ調に加工させる


フォトTシャツにする場合には、写真そのものを使うのではなくレトロっぽく加工するのがおすすめです。モノクロにしたり、彩度調節で色をくすませることで、レトロかつシックなデザインに仕上がります。



Tシャツサイズはルーズなシルエットになるように


ストリートライクなTシャツに仕上げるには、肩幅、身幅、袖丈がゆったりとしたビッグシルエットなタイプで作るのがおすすめです。「ビッグシルエット」や「ドロップショルダー」といった記載をチェックすると見つけやすいでしょう。



いかがでした。アメリカンなTシャツやストリート系Tシャツを作るのならば、オープンエンド糸の肉厚Tシャツに決まりです!


どんなデザインにしようかイメージがわかない場合には、ショップで販売されているTシャツをお手本にするのもひとつの方法。既製品をコピーしたり、加工をしたりしてはいけませんが、配色やテイスト、プリントの大きさなどを参考にして、自分のTシャツ作りに役立つはずです。



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Staff B
Staff B

オシャレとお酒に目がない意識高い系アラフォー女子。人一倍こだわりが強く妥協が許せない性格。お給料の大半を洋服やコスメといったドレスアップに浪費するも、最近は着飾って出掛けるところがないのが最大の悩み。リモートワークを邪魔してくる愛猫との縄張り争いが耐えない毎日を過ごす。